2025年3月期 決算短信の要約
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GMBは自動車部品メーカーとして、韓国を中心に電動化対応製品の開発・販売を強化し、売上高が初めて1,000億円を突破しました。営業利益、経常利益、純利益も増加し、業績は好調に推移しています。今後は新車用部品市場での電動化製品拡大や補修用部品市場での品揃え強化、生産・調達体制の強化に取り組む方針です。
主な事業セグメント
GMBは自動車部品の製造・販売を行っており、主要な事業セグメントは「日本」「米国」「韓国」「中国」「タイ」「欧州」「豪州」「インド」の8つです。韓国を中心に電動化対応製品の開発と販路拡大を進めています。
当決算における事業や経営成績の主な変化
売上高は前期比7.7%増の1,037.12億円となり、設立以来初めて1,000億円を超えました。営業利益は19.1%増の19.43億円、経常利益は33.0%増の17.67億円、親会社株主に帰属する当期純利益は44.8%増の5.92億円となりました。韓国・中国での新車用部品市場における販売増加や電動化対応製品の拡大が増収に寄与しました。
貸借対照表の変化
総資産は前期比34.34億円増の885.48億円となりました。主な増加要因は有形固定資産31.5億円、現金及び預金13.69億円、受取手形及び売掛金13.43億円の増加です。負債は27.36億円増の545.68億円、純資産は6.98億円増の339.8億円となりました。自己資本比率は26.1%と前期比0.7ポイント低下しています。
キャッシュフローの変化
営業活動によるキャッシュ・フローは68.33億円の収入（前期比217.2%増）となりました。主な要因は税金等調整前当期純利益17.3億円、減価償却費39.76億円、棚卸資産の減少33.06億円です。投資活動によるキャッシュ・フローは60.1億円の支出（同22.5%増）、財務活動によるキャッシュ・フローは5.18億円の収入（同36.5%増）となりました。
今年度、来年度の業績見通しの変化
2026年3月期の連結業績予想は、売上高1,050億円（前期比1.2%増）、営業利益29.5億円（同51.8%増）、経常利益17.5億円（同1.0%減）、親会社株主に帰属する当期純利益4.5億円（同24.0%減）を見込んでいます。為替レートは1USD=150円、1KRW=0.11円を前提としています。
株主還元
2025年3月期の年間配当金は1株当たり40円（中間20円、期末20円）となりました。2026年3月期も年間40円（中間20円、期末20円）の配当を予定しています。2026年度までに連結配当性向25%を目標とする配当方針を掲げています。
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