2025年３月期 決算短信の要約
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プレミアグループ株式会社の2025年3月期決算は、全セグメントで増収増益を達成し、営業収益364.09億円（前年比15.4%増）、営業利益68.15億円（同10.0%増）となりました。特にオートモビリティサービス事業の伸長が顕著で、営業利益が55.0%増加しています。資産総額は47.7%増の1,849.88億円に拡大し、2026年3月期も二桁成長を見込んでいます。
主な事業セグメント
プレミアグループ株式会社は、ファイナンス事業、故障保証事業、オートモビリティサービス事業を主な事業セグメントとしています。ファイナンス事業では分割払いの金融サービスを提供し、故障保証事業では自動車の故障保証サービスを提供しています。オートモビリティサービス事業では、自動車流通に関連する複数のサービスを提供しています。
当決算における事業や経営成績の主な変化
当連結会計年度の営業収益は364.09億円（前年比15.4%増）、営業利益は68.15億円（同10.0%増）、税引前利益は68.51億円（同9.8%増）、親会社の所有者に帰属する当期利益は46.51億円（同0.9%増）となりました。ファイナンス事業の営業収益は201.51億円（同13.1%増）、故障保証事業は69.86億円（同16.6%増）、オートモビリティサービス事業は92.54億円（同19.6%増）と、全セグメントで増収となりました。特にオートモビリティサービス事業の営業利益が11.74億円（同55.0%増）と大幅に伸長しています。
貸借対照表の変化
資産合計は前年比47.7%増の1,849.88億円となり、主に保険資産が352.38億円、金融債権が183億円増加しました。負債合計は51.1%増の1,660.39億円となり、金融保証契約が355.19億円、借入金が88.55億円増加しました。資本合計は23.4%増の189.48億円となり、利益剰余金が33.24億円増加しました。
キャッシュフローの変化
営業活動によるキャッシュ・フローは77.61億円の支出（前年は24.89億円の収入）となりました。これは主に金融債権の増加182.97億円によるものです。投資活動によるキャッシュ・フローは24.56億円の支出（前年は30.93億円の支出）となりました。財務活動によるキャッシュ・フローは62.2億円の収入（前年は68.92億円の収入）となり、主に長期借入金の借入による収入198.67億円によるものです。
今年度、来年度の業績見通しの変化
2026年3月期の連結業績予想では、営業収益420億円（前年比15.4%増）、税引前利益90億円（同31.4%増）、親会社の所有者に帰属する当期利益61億円（同31.1%増）を見込んでいます。中古車市場は不透明な状況が続くと予想されますが、当社グループは3つの主力事業間のシナジー効果を最大限に発揮し、「カープレミア」ブランドの認知拡大と有料会員組織の拡大を図ることで、業績の向上を目指すとしています。
株主還元
2025年3月期の年間配当金は1株当たり40円（前期比12円増）、配当総額は15.2億円（前期比4.45億円増）となりました。2026年3月期の年間配当予想は1株当たり54円（前期比14円増）となっています。
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