2025年３月期決算短信の要約
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株式会社サン・ライフホールディングの2025年3月期決算は、主力の式典事業と介護事業が好調で増収増益となりました。売上高138.56億円（前期比2.6%増）、営業利益13.05億円（同5.9%増）を達成し、自己資本比率も改善しています。次期も緩やかな成長を見込んでおり、安定した配当を継続する方針です。
主な事業セグメント
株式会社サン・ライフホールディングの主な事業セグメントは、ホテル事業、式典事業、介護事業です。ホテル事業ではご婚礼・宴会・宿泊サービス等、式典事業ではご葬儀・法要・霊園管理等、介護事業では在宅介護サービスや有料老人ホームの運営を行っています。
当決算における事業や経営成績の主な変化
2025年3月期の連結業績は、売上高が前期比2.6%増の138.56億円、営業利益が5.9%増の13.05億円、経常利益が5.2%増の14.1億円となりました。主力の式典事業でご葬儀件数が増加し、介護事業も施設入居率とサービス利用件数が回復しました。一方、親会社株主に帰属する当期純利益は、前期の固定資産売却益の反動で25.1%減の8.35億円となりました。
貸借対照表の変化
資産合計は前期末比0.9%増の361.57億円となりました。主な変動として、現金及び預金が9,600万円増加、投資有価証券が17.9億円増加した一方、供託金が15.96億円減少しました。負債合計は0.9%減の295.53億円、純資産合計は10.0%増の66.04億円となりました。自己資本比率は1.5ポイント改善し18.3%となっています。
キャッシュフローの変化
営業活動によるキャッシュ・フローは13.62億円の収入となり、前期比17.9%減少しました。投資活動によるキャッシュ・フローは10.68億円の支出となり、前期の2.04億円の収入から大きく変化しました。これは主に投資有価証券の取得による支出18.4億円があったためです。財務活動によるキャッシュ・フローは1.98億円の支出となりました。
今年度、来年度の業績見通しの変化
2026年3月期の連結業績予想は、売上高144億円（前期比3.9%増）、営業利益13.5億円（同3.4%増）、経常利益14.5億円（同2.8%増）、親会社株主に帰属する当期純利益8.6億円（同2.9%増）を見込んでいます。各事業でのサービス品質向上や新規顧客開拓、経営基盤強化などの取り組みを通じて、緩やかな成長を目指す方針です。
株主還元
2025年3月期の年間配当金は1株当たり33円（中間16円、期末17円）で、配当金総額は2.02億円となりました。2026年3月期も同様に年間33円の配当を予定しています。配当性向は当期24.2%、次期予想23.5%となっています。
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