2027年3月期第1四半期決算短信の要約
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ニチコンの2027年3月期第1四半期は、売上高が前年同期比12.9%増の447億円、営業利益が前年同期比292.1%増の28億円と大幅な増収増益を達成しました。AIサーバー向けコンデンサや家庭用蓄電システムの需要拡大が業績を牽引し、最終利益も前年同期比108.1%増の25億円となりました。
主な事業セグメント
ニチコン株式会社の主な事業セグメントは、コンデンサ事業とNECST事業の2つです。コンデンサ事業はアルミ電解コンデンサ等の製造・販売、NECST事業は家庭用蓄電システムやスイッチング電源等の製造・販売を行っています。
当決算における事業や経営成績の主な変化
2027年3月期第1四半期(2026年4月〜6月)の業績は大幅に改善しました。売上高は前年同期比12.9%増の447億円となり、営業利益は前年同期比292.1%増の28億円と約4倍近い水準に達しました。経常利益も前年同期比233.0%増の35億円、親会社株主に帰属する四半期純利益は前年同期比108.1%増の25億円となりました。コンデンサ事業ではAIサーバー・データセンター向けや車載向けの需要拡大が寄与し、NECST事業では家庭用蓄電システムの伸長が利益を大きく押し上げました。
貸借対照表の変化
総資産は前期末比で約5.0%増加し2,053億円となりました。投資有価証券が前期末比で約17.1%増加し344億円となったほか、現金及び預金も前期末比で約12.9%増加し277億円となりました。純資産は前期末比で約4.3%増加し1,288億円、自己資本比率は60.9%となっています。
キャッシュフローの変化
営業活動によるキャッシュ・フローは59億円の収入となり、前年同期の28億円から大幅に増加しました。投資活動によるキャッシュ・フローは10億円の支出と、前年同期の16億円の支出から改善しました。財務活動によるキャッシュ・フローは20億円の支出となり、主に配当金の支払いと長期借入金の返済によるものです。
今年度、来年度の業績見通しの変化
2027年3月期通期の業績予想は、売上高が前期比9.0%増の1,850億円、営業利益が前期比34.8%増の87億円、経常利益が前期比8.1%増の90億円、親会社株主に帰属する当期純利益が前期比6.2%増の67億円と増収増益を見込んでいます。なお、直近に公表されている業績予想からの修正はありません。
株主還元
2027年3月期の年間配当金は1株当たり39円(中間19円・期末20円)が予定されています。前期の年間配当金1株当たり37円(中間18円・期末19円)から2円の増配となる見通しです。直近に公表されている配当予想からの修正はありません。
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