令和７年12月期 第１四半期決算短信の要約
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株式会社日本抵抗器製作所の当第1四半期連結累計期間は、売上高が前年同期比15.6%減の13.14億円となり、営業損失1.07億円を計上しました。設備投資需要の減速や顧客の在庫調整、資源・エネルギー価格の高止まりなどが業績に影響しています。通期では売上高68億円（前期比5.4%増）、営業利益1億円を予想しており、業績回復を見込んでいます。
主な事業セグメント
株式会社日本抵抗器製作所は、電子部品の製造・販売及び付帯事業を主な事業としています。主な製品群には抵抗器、ポテンショメーター、ハイブリッドIC、電子機器があります。
当決算における事業や経営成績の主な変化
当第1四半期連結累計期間の売上高は13.14億円（前年同四半期比15.6％減）となりました。利益面では、売上高の減少による減益に加え、資源・エネルギー価格の高止まりによるコスト上昇が継続しています。また、タイ国の新生産拠点の費用も発生しており、営業損失1.07億円（前年同四半期は500万円の損失）、経常損失1.22億円（前年同四半期は500万円の利益）、親会社株主に帰属する四半期純損失1.19億円（前年同四半期は100万円の損失）となりました。
貸借対照表の変化
当第1四半期連結会計期間末の資産合計は、前連結会計年度末比1.6%減の76.05億円となりました。主な変動は、現金及び預金の4.8億円増加、電子記録債権の2.1億円減少、未収入金の2.73億円減少です。負債合計は0.7%増の58.74億円、純資産合計は8.8%減の17.3億円となりました。自己資本比率は前連結会計年度末の19.5%から17.6%に低下しています。
キャッシュフローの変化
当第1四半期連結累計期間のキャッシュ・フロー計算書は作成されていませんが、減価償却費は4,018.8万円（前年同期比23.5%増）となっています。
今年度、来年度の業績見通しの変化
令和7年12月期の連結業績予想について、第2四半期（累計）の売上高は30億円（前年同期比5.2%減）、営業利益3,000万円、経常利益2,000万円、親会社株主に帰属する四半期純利益1,000万円を見込んでいます。通期では売上高68億円（前期比5.4%増）、営業利益1億円、経常利益1.2億円、親会社株主に帰属する当期純利益6,000万円を予想しています。直近に公表された業績予想からの修正はありません。
株主還元
令和7年3月28日の定時株主総会決議により、1株当たり15円、総額1,855.8万円の配当が実施されました。次期配当予想についても、1株当たり中間配当15円、期末配当15円の年間30円を予定しています。
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