2026年3月期 決算短信の要約
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京セラ株式会社の2026年3月期決算は、半導体関連部品事業の好調や構造改革効果により大幅増益となりました。売上高2兆702億円(前年比2.8%増)、営業利益1,181億円(同332.8%増)を達成し、親会社の所有者に帰属する当期利益は1,410億円(同485.0%増)と飛躍的に改善しました。今後は事業ポートフォリオの最適化や資本効率の向上に注力し、さらなる企業価値向上を目指します。
主な事業セグメント
京セラ株式会社の主な事業セグメントは、コアコンポーネント(産業・車載用部品、半導体関連部品等)、電子部品、ソリューション(機械工具、ドキュメントソリューション、コミュニケーション等)です。これらのセグメントを通じて、幅広い産業分野に製品やサービスを提供しています。
当決算における事業や経営成績の主な変化
当連結会計年度の売上高は前年比2.8%増の2兆702億円となりました。営業利益は前年比332.8%増の1,181億円、税引前利益は165.6%増の1,690億円、親会社の所有者に帰属する当期利益は485.0%増の1,410億円と大幅な増益となりました。増益の主因は、半導体関連部品事業の販売増や構造改革の進展、一時損失の減少などです。特に、コアコンポーネントセグメントの事業利益が大きく改善しました。
貸借対照表の変化
資産合計は前年比3.0%増の4兆6,463億円となりました。主な変動として、KDDIの株式売却により資本性証券が減少した一方、日本航空電子工業の株式取得に伴い持分法で会計処理されている投資が増加しました。負債合計は0.9%増の1兆2,789億円、資本合計は3.8%増の3兆3,674億円となりました。親会社の所有者に帰属する持分比率は71.9%と、前年比0.6ポイント上昇しました。
キャッシュフローの変化
営業活動によるキャッシュ・フローは、前年比4.9%減の2,262億円のキャッシュ・インとなりました。投資活動によるキャッシュ・フローは、KDDIの株式売却による収入増加などにより745億円のキャッシュ・インとなりました。財務活動によるキャッシュ・フローは、自己株式の取得による支出増加などにより3,120億円のキャッシュ・アウトとなりました。これらの結果、現金及び現金同等物の期末残高は前年比2.5%増の4,559億円となりました。
今年度、来年度の業績見通しの変化
翌連結会計年度の業績予想は、売上高が前年比6.3%減の1兆9,400億円、営業利益が10.0%増の1,300億円、税引前利益が0.6%増の1,700億円、親会社の所有者に帰属する当期利益が0.0%増の1,410億円となっています。減収の主因はソリューションセグメントにおけるサザンカールソン社の譲渡影響ですが、半導体部品有機材料事業やKAVXグループの構造改革効果による改善が見込まれています。
株主還元
当連結会計年度の1株当たり年間配当金は52円(前年比2円増配)となる予定です。翌連結会計年度は、新たな配当方針に基づき、1株当たり年間配当金を56円(4円増配)とする予想です。また、総額約2,500億円を上限とする自己株式の取得を決議し、株主還元の充実化を図っています。
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