2025年６月期 第３四半期決算短信の要約
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レーザーテック株式会社の2025年6月期第3四半期決算は、売上高1,688億3,500万円（前年同期比7.4％増）、営業利益792億9,100万円（同36.5％増）と増収増益となりました。特にサービス売上高が61.3％増と大幅に伸長し、各利益項目も大きく改善しています。通期予想も売上高2,400億円、営業利益1,040億円と高い成長を見込んでいます。
主な事業セグメント
レーザーテック株式会社の主な事業セグメントは、半導体関連装置の設計、製造、販売です。具体的には、半導体関連装置、その他製品、およびサービスの3つの品目に分類されています。
当決算における事業や経営成績の主な変化
当第3四半期連結累計期間の売上高は1,688億3,500万円（前年同期比7.4％増）となりました。半導体関連装置の売上高は1,335億6,800万円（同1.5％減）でしたが、サービス売上高が310億5,200万円（同61.3％増）と大幅に増加しました。営業利益は792億9,100万円（同36.5％増）、経常利益は753億9,400万円（同28.5％増）、親会社株主に帰属する四半期純利益は526億9,400万円（同26.9％増）と、各利益項目で大幅な増益となりました。
貸借対照表の変化
総資産は2,993億6,500万円（前期末比10.4％増）となりました。主な増加要因は、現金及び預金が156億7,200万円、仕掛品が73億3,000万円増加したことです。負債は1,220億3,100万円（同1.7％増）となり、主な変動は賞与引当金が43億5,300万円増加、未払法人税等が25億5,400万円減少しました。純資産は1,773億3,300万円（同17.2％増）となり、自己資本比率は59.2％に上昇しました。
キャッシュフローの変化
営業活動によるキャッシュ・フローは445億300万円の収入（前年同期比83.1％増）となりました。主な要因は、税金等調整前四半期純利益753億9,400万円、法人税等の支払額282億2,000万円です。投資活動によるキャッシュ・フローは20億2,500万円の支出、財務活動によるキャッシュ・フローは245億5,800万円の支出となりました。結果として、現金及び現金同等物の四半期末残高は538億2,400万円となりました。
今年度、来年度の業績見通しの変化
2025年6月期の通期連結業績予想は、売上高2,400億円（前期比12.4％増）、営業利益1,040億円（同27.8％増）、経常利益1,040億円（同26.8％増）、親会社株主に帰属する当期純利益740億円（同25.3％増）を見込んでいます。この予想は前回公表時から変更はありません。
株主還元
2025年6月期の年間配当金予想は1株当たり288円（前期実績230円）となっています。第2四半期末に115円の配当が実施され、期末配当は173円を予定しています。
注意事項
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