千代田インテグレについて、いちごアセットマネジメント・インターナショナルは5月19日受付で財務省に変更報告書(5%ルール報告書)を提出した。
報告書によれば、いちごアセットと共同保有者の千代田インテ株式保有比率は20.79%→30.51%に増加した。
2,937,800 2026/05/19 15:49
1. 非常に高い「株主還元姿勢(高配当)」
現在の会社予想ベースでの配当利回りは約5.0%〜5.3%と、日本株全体の中でもかなりの高配当水準にあります。1株当たりの配当予想も160円と高水準を維持しており、この高い利回りが株価の下値(これ以上下がりにくいライン)を強く支える要因となっている。
2. 良好な財務体質と「PBR1倍割れ」の是正期待
自己資本比率が80%を超えており、財務の健全性は極めて高い。
一方で、企業の純資産に対して株価が適切かを示すPBR(株価純資産倍率)は約0.7倍と、「1倍」を大きく割り込んでいる。
昨今の東京証券取引所による「PBR1倍割れ改善要求」の流れもあり、今後さらに自社株買いや増配といった株主還元、あるいは中長期的な成長戦略(中期経営計画の達成など)が打ち出されれば、見直し買いが入るきっかけになる。
3. 業績の安定性と成長性
直近(2026年12月期第1四半期)の決算では経常損益も手堅く推移しており、純利益率なども改善傾向にある。
また、EPS(1株利益)も増加基調にあり、会社予想ベースのPER(株価収益率)は約8倍と、こちらも割安感がある。
スマートフォンや自動車、OA機器向けのソフト素材(クッション材や絶縁材など)の加工が主軸のため、これら主要顧客の産業(テック・自動車分野)の景気動向が今後の業績・株価の伸びを左右す可能性があることに留意。