2025年12月期 第1四半期決算短信の要約
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オプテックスグループの2025年第1四半期は、売上高が前年同期比2.5％減の150億8,000万円となりましたが、営業利益は6.7％増の18億7,300万円と改善しました。特に、ＳＳ事業が好調で、高収益製品の販売増が利益に貢献しています。一方、ＩＡ事業の自動化装置関連は低調でした。投資有価証券売却益により四半期純利益は大幅増となり、通期でも増収増益を見込んでいます。
主な事業セグメント
オプテックスグループ株式会社の主な事業セグメントは、ＳＳ事業（センシングソリューション）、ＩＡ事業（インダストリアルオートメーション）、ＥＭＳ事業です。ＳＳ事業は防犯、自動ドア、社会・環境関連、ＩＡ事業はＦＡ、検査用照明、産業用ＰＣ、自動化装置関連を含みます。
当決算における事業や経営成績の主な変化
2025年第1四半期の経営成績は、売上高が150億8,000万円（前年同期比2.5％減）となりました。ＳＳ事業は順調に推移しましたが、ＩＡ事業の自動化装置関連が低調でした。利益面では、営業利益が18億7,300万円（前年同期比6.7％増）、経常利益は16億3,100万円（同17.6％減）となりました。親会社株主に帰属する四半期純利益は17億7,800万円（同36.6％増）と大幅増となりました。これは投資有価証券売却益による特別利益の計上が主な要因です。
貸借対照表の変化
資産合計は716億3,600万円（前期末比1.7％減）となりました。流動資産は559億8,300万円（同3.5％減）で、主に受取手形及び売掛金、現金及び預金の減少によるものです。固定資産は156億5,300万円（同5.6％増）で、主に子会社の工場用地及び建物取得による有形固定資産の増加が要因です。負債合計は211億2,500万円（同7.2％減）、純資産合計は505億1,000万円（同0.9％増）となりました。
キャッシュフローの変化
キャッシュフローの詳細な記載はありませんが、現金及び預金が13億1,800万円減少しています。これは売上高の減少や投資活動による支出が影響していると推測されます。一方で、投資有価証券売却益9.09億円の特別利益が計上されており、これが財務活動に寄与している可能性があります。
今年度、来年度の業績見通しの変化
2025年12月期の通期連結業績予想は、売上高660億円（前期比4.3％増）、営業利益74億円（同3.9％増）、経常利益74億円（同4.5％減）、親会社株主に帰属する当期純利益59億円（同3.7％増）を見込んでいます。第2四半期累計期間の予想も示されており、売上高302億円（前年同期比1.0％減）、営業利益31億5,000万円（同0.3％増）を予想しています。
株主還元
2025年12月期の配当予想は、中間配当22.5円、期末配当22.5円の年間45円となっています。これは前期の年間配当40円から5円の増配を予定しています。
注意事項
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