2027年3月期 第1四半期決算短信の要約
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デンソーの2027年3月期第1四半期は、売上収益が前年同期比9.1%増の1兆9,139億円と増収となった一方、部材費高騰や将来投資の強化により営業利益は前年同期比21.5%減の842億円、親会社帰属の四半期利益は前年同期比14.4%減の679億円と、増収減益の結果となりました。
主な事業セグメント
デンソーグループの主な事業セグメントは、地域別に日本・北米・欧州・アジアの4セグメントで構成されています。自動車部品(電動化・知能化製品等)の製造・販売を中心に、世界各地で事業を展開しています。
当決算における事業や経営成績の主な変化
2027年3月期第1四半期の売上収益は前年同期比9.1%増の1兆9,139億円と増収となりました。一方、営業利益は部材費高騰や将来成長への投資強化が響き、前年同期比21.5%減の842億円と大幅な減益となりました。親会社帰属の四半期利益も前年同期比14.4%減の679億円にとどまりました。地域別では北米が増益となった一方、欧州は品質費用の発生により営業損失(86億円)に転落し、アジアも操業度差損等で減益となっています。
貸借対照表の変化
資産合計は前連結会計年度末比0.7%増の8兆7,960億円となりました。負債合計は前連結会計年度末比15.5%増の3兆4,828億円で、非流動負債の社債及び借入金が約78.6%増加しています。資本合計は自己株式取得等により前連結会計年度末比7.0%減の5兆3,133億円となりました。
キャッシュフローの変化
営業活動によるキャッシュ・フローは2,390億円の収入となり、前年同期の1,644億円から増加しました。投資活動によるキャッシュ・フローは1,068億円の支出となり、前年同期の606億円の収入から大幅に悪化しました。財務活動によるキャッシュ・フローは927億円の収入となり、前年同期の567億円の支出から転換しています。
今年度、来年度の業績見通しの変化
2027年3月期通期の業績予想は、売上収益が前期比2.8%増の7兆7,500億円(上方修正)、営業利益は前期比9.5%減の5,000億円(据え置き)、親会社帰属の当期利益は前期比13.9%減の3,820億円となっています。売上収益は第1四半期の車両販売増加や円安進行を反映して引き上げられた一方、営業利益は銅・アルミ等の高騰影響により前回公表値が維持されています。
株主還元
2027年3月期の年間配当金は1株当たり74円(中間37円・期末37円)が予定されています。前期の年間配当金67円から7円の増配となる見通しで、直近公表予想からの修正はありません。
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