2027年3月期 第1四半期決算短信の要約
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アドバンテストの2027年3月期第1四半期は、AI関連半導体向けテスタ需要の急拡大を背景に、売上高が前年同期比39.3%増の3,675億円、営業利益が53.3%増の1,900億円、四半期利益が93.8%増の1,748億円と、いずれも四半期ベースで過去最高を更新しました。通期業績予想も大幅に上方修正されています。
主な事業セグメント
アドバンテストの主な事業セグメントは「テストシステム事業部門」と「サービス他部門」の2つです。テストシステム事業部門はSoCテストシステムやメモリテストシステム等の製造・販売を行い、サービス他部門はサポート・サービスや消耗品販売等を担っています。
当決算における事業や経営成績の主な変化
2027年3月期第1四半期(2026年4月〜6月)の業績は大幅な増収増益となりました。売上高は前年同期比39.3%増の3,675億円、営業利益は53.3%増の1,900億円を達成しました。AI関連の高性能半導体向けテスタ需要が大幅に拡大したことが主因です。また、戦略投資に関連する金融商品の金融収益約447億円を計上したことで税引前四半期利益は92.9%増の2,341億円、四半期利益は93.8%増の1,748億円となり、いずれも四半期ベースで過去最高を更新しました。
貸借対照表の変化
総資産は前年度末比で1兆5,147億円と大幅に増加しました。特に投資有価証券が3,577億円(前年度末比約5.3倍)、現金及び現金同等物が4,131億円(同21.5%増)と大きく増加しました。一方、負債合計は4,720億円となり、転換社債型新株予約権付社債889億円の新規計上が主な要因です。親会社所有者帰属持分比率は68.8%となりました。
キャッシュフローの変化
営業活動によるキャッシュ・フローは1,372億円の収入となり、前年同期の469億円から大幅に増加しました。投資活動は1,025億円の支出(前年同期34億円の支出)で、負債性金融商品の取得878億円が主因です。財務活動は350億円の収入(前年同期310億円の支出)となり、転換社債型新株予約権付社債の発行1,000億円が主な要因です。
今年度、来年度の業績見通しの変化
2027年3月期通期の業績予想が上方修正されました。売上高は1兆7,140億円(前回予想比+20.7%)、営業利益は8,460億円(同+34.8%)、税引前利益は8,910億円(同+41.7%)、当期利益は6,600億円(同+41.8%)へそれぞれ引き上げられています。推論用AI半導体向けテスト需要が想定を大きく上回ることが主な修正理由です。前期比では売上高51.9%増、営業利益69.5%増が見込まれています。
株主還元
2027年3月期の配当予想は現時点で未定(「−」)とされており、直近公表の配当予想からの修正はないとされています。前期(2026年3月期)の年間配当金は1株当たり59円(中間29円・期末30円)でした。
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