2025年３月期 決算短信の要約
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日本光電工業の2025年3月期決算は、売上高が過去最高を更新し2,254億円となり、営業利益も207億円と増益を確保しました。一方、為替差損の影響で経常利益と純利益は減益となりました。次期は北米事業の成長に注力し、売上高2,400億円、営業利益240億円を目指します。
主な事業セグメント
日本光電工業株式会社は、医用電子機器専門メーカーとして、生体計測機器、生体情報モニタ、治療機器などの開発・製造・販売を行っています。主な事業セグメントは日本、北米、その他の地域に分かれています。
当決算における事業や経営成績の主な変化
売上高は前期比1.5％増の2,254億2,400万円となりました。営業利益は前期比5.7％増の207億1,300万円となりました。一方、経常利益は為替差損益が差損に転じたことから、前期比20.4％減の203億7,300万円となりました。親会社株主に帰属する当期純利益は、前期比17.2％減の140億9,800万円となりました。
貸借対照表の変化
総資産は前期末比10.3％増の2,572億3,900万円となりました。流動資産は0.7％減少し、固定資産は51.7％増加しました。負債は前期末比45.6％増の759億4,400万円となりました。純資産は前期末比0.1％増の1,812億9,400万円となりました。自己資本比率は前期末の77.6％から69.8％に低下しました。
キャッシュフローの変化
営業活動によるキャッシュ・フローは152億8,600万円の収入となりました。投資活動によるキャッシュ・フローは251億3,800万円の支出となりました。財務活動によるキャッシュ・フローは25億5,000万円の収入となりました。この結果、現金及び現金同等物の期末残高は前期末比13.7％減の430億6,100万円となりました。
今年度、来年度の業績見通しの変化
2026年3月期の連結業績予想は、売上高2,400億円（前期比6.5％増）、営業利益240億円（同15.9％増）、経常利益240億円（同17.8％増）、親会社株主に帰属する当期純利益150億円（同6.4％増）を見込んでいます。
株主還元
当期の1株当たり年間配当金は31円となりました。次期の1株当たり年間配当金は32円（中間配当金16円、期末配当金16円）を予定しています。
注意事項
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