2025年３月期 第３四半期決算短信の要約
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新電元工業の第3四半期決算は、売上高が前年同期比2.1%増の776.11億円となりましたが、営業利益は26.6%減の7.58億円、経常利益は57.2%減の5.68億円と減益となりました。デバイス事業の減収や材料価格上昇が影響し、親会社株主に帰属する四半期純損失は6.56億円となりました。通期予想は据え置かれ、配当も前期同額の維持が予定されています。
主な事業セグメント
新電元工業株式会社の主な事業セグメントは、デバイス事業、電装事業、エネルギーシステム事業です。デバイス事業は車載・家電・産機向け製品、電装事業は二輪・四輪向け製品、エネルギーシステム事業は通信インフラ向け整流装置やEV充電器を扱っています。
当決算における事業や経営成績の主な変化
当第3四半期連結累計期間の売上高は776.11億円(前年同期比2.1%増)となりました。しかし、営業利益は7.58億円(同26.6%減)、経常利益は5.68億円(同57.2%減)と減益となりました。親会社株主に帰属する四半期純損失は6.56億円(前年同期は8.19億円の損失)となりました。デバイス事業の減収や材料価格上昇の影響が主な要因です。一方、電装事業やエネルギーシステム事業は増収となりました。
貸借対照表の変化
総資産は1,415.71億円(前期末比30.97億円減)となりました。主に投資有価証券の減少によるものです。負債は737.01億円(同5,000万円減)、純資産は678.69億円(同30.47億円減)となりました。自己資本比率は47.9%となり、前期末の49.0%から1.1ポイント低下しています。
キャッシュフローの変化
当第3四半期連結累計期間のキャッシュ・フロー計算書は作成されていませんが、減価償却費は39.78億円(前年同期は40.93億円)となっています。
今年度、来年度の業績見通しの変化
2025年3月期の通期連結業績予想は、売上高1,063億円(前期比3.9%増)、営業利益22億円(同72.0%増)、経常利益17億円(同2.4%増)、親会社株主に帰属する当期純利益3億円を見込んでいます。前回公表された予想からの変更はありません。
株主還元
2025年3月期の年間配当金予想は130円で、前期と同額を維持する予定です。
注意事項
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