伊豆シャボテンリゾート(株)の決算情報

伊豆シャボテンリゾート株式会社は、レジャー事業、アニタッチ事業、ホテル事業を主な事業セグメントとしています。レジャー事業は伊豆半島の各公園、アニタッチ事業は全国6カ所の動物ふれあい施設、ホテル事業は各宿泊施設を運営しています。

当連結会計年度の業績は、売上高54.89億円（前期比18.1％増）、営業利益11.91億円（前期比32.3％増）、経常利益12.45億円（前期比30.6％増）、親会社株主に帰属する当期純利益9.06億円（前期比180.5％増）となりました。レジャー事業の売上高は35.3億円（前期比5.2％増）、アニタッチ事業は12.59億円（前期比95.9％増）、ホテル事業は7億円（前期比7.8％増）と、全セグメントで増収増益を達成しています。

資産合計は前連結会計年度末に比べて5.47億円増加し、72.72億円となりました。主な要因は、現金及び預金が1.45億円増加、建物及び構築物が1.66億円増加したことです。負債合計は2.7億円減少し、15.09億円となりました。純資産は8.18億円増加し、57.62億円となり、自己資本比率は前連結会計年度末の73.1％から79.0％に上昇しました。

営業活動によるキャッシュ・フローは、前期より4.7億円増加し14.53億円の資金獲得となりました。投資活動によるキャッシュ・フローは、前期より2.11億円増加し7.99億円の資金支出となりました。財務活動によるキャッシュ・フローは、前期より5,200万円増加し5.28億円の資金支出となりました。これらの結果、現金及び現金同等物の期末残高は、前期末に比べて1.25億円増加し、18.94億円となりました。

次期（2026年3月期）の連結業績見通しは、売上高57億円（前期比3.8％増）、営業利益12.3億円（前期比3.3％増）、経常利益13億円（前期比4.4％増）、親会社株主に帰属する当期純利益9.3億円（前期比2.6％増）を見込んでいます。各事業セグメントの更なる収益力強化や新規出店、既存施設の魅力向上などを通じて、継続的な成長を目指す方針です。

当連結会計年度の配当金は1株当たり15円（前期比5円増）、配当金総額は2.76億円（前期比9,300万円増）となりました。次期の配当予想も1株当たり15円を予定しており、安定した株主還元を継続する方針です。