2025年３月期 決算短信の要約
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株式会社日本トリムの2025年3月期連結業績は、売上高224.63億円(前期比10.0%増)、営業利益32.85億円(同6.7%増)と過去最高を更新しました。ウォーターヘルスケア事業の堅調な成長とインドネシア事業の大幅伸長、医療関連事業の好調が寄与し、2026年3月期も増収増益を計画しています。株主還元も強化され、今後の成長が期待されます。
主な事業セグメント
株式会社日本トリムは、電解水素水整水器等の健康機器販売を行うウォーターヘルスケア事業と、医療・予防医療分野や再生医療分野における医療関連事業を展開しています。
当決算における事業や経営成績の主な変化
2025年3月期の連結業績は、売上高224.63億円(前期比10.0%増)、営業利益32.85億円(同6.7%増)、経常利益35.35億円(同9.5%増)、親会社株主に帰属する当期純利益22.41億円(同4.2%増)となり、売上高、営業利益、経常利益において過去最高を更新しました。ウォーターヘルスケア事業では、整水器販売が堅調に推移し、インドネシアのボトルドウォーター事業が大幅に伸長しました。医療関連事業では、電解水透析の導入が進み、再生医療関連事業も好調でした。
貸借対照表の変化
総資産は353.53億円(前期末比12.1%増)となりました。主な変動として、現金及び預金が14.35億円増加、長期預金が15億円増加、投資その他の資産のその他に含まれる積立保険料が6.74億円増加しました。負債は98.07億円(同23.9%増)となり、長期借入金が11.31億円増加しました。純資産は255.46億円(同8.1%増)となりました。
キャッシュフローの変化
営業活動によるキャッシュ・フローは26.75億円の収入(前期は29.73億円の収入)となりました。投資活動によるキャッシュ・フローは18.87億円の支出(前期は8.82億円の支出)となり、主に定期預金の預入や投資有価証券の取得によるものです。財務活動によるキャッシュ・フローは5.52億円の収入(前期は9.98億円の支出)となり、主に長期借入れによる収入があったためです。
今年度、来年度の業績見通しの変化
2026年3月期の連結業績予想は、売上高250億円(前期比11.3%増)、営業利益35.4億円(同7.7%増)、経常利益37億円(同4.7%増)、親会社株主に帰属する当期純利益23億円(同2.6%増)と、売上高、営業利益、経常利益において過去最高の更新を計画しています。ウォーターヘルスケア事業では、整水器販売の拡大やインドネシア事業の成長、医療関連事業では電解水透析の普及拡大や再生医療分野の成長を見込んでいます。
株主還元
2025年3月期の1株当たり配当金は130円(前期比45円増)となり、配当性向は44.5%、DOE(株主資本配当率)は4.3%となりました。2026年3月期の配当予想も130円を維持する予定です。
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