2024年12月期 決算短信の要約
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I-PEX株式会社の2024年12月期連結業績は、売上高645.48億円(前年同期比9.4%増)、営業利益25.57億円と大幅に改善しました。電気・電子部品事業の好調が全体を牽引し、自動車部品事業も収益改善に努めました。一方、設備事業は需要低迷により減収減益となりました。財務面では自己資本比率が66.2%に上昇し、財務体質が強化されています。
主な事業セグメント
I-PEX株式会社の主な事業セグメントは、「電気・電子部品事業」、「自動車部品事業」、「設備事業」の3つです。電気・電子部品事業ではコネクタやHDD関連部品、自動車部品事業では車載用センサ等、設備事業では半導体樹脂封止装置等を製造・販売しています。
当決算における事業や経営成績の主な変化
2024年12月期の連結業績は、売上高が645.48億円(前年同期比9.4%増)、営業利益25.57億円(前年同期は7.59億円の損失)、経常利益33.2億円(前年同期は5.55億円の損失)、親会社株主に帰属する当期純利益12.3億円(前年同期は12.69億円の損失)となりました。電気・電子部品事業が好調を維持し、自動車部品事業も収益改善に努めた一方、設備事業は需要低迷により減収減益となりました。
貸借対照表の変化
総資産は前期末比22.01億円増の938.04億円となりました。主な増加要因は受取手形及び売掛金16.99億円、現金及び預金9.66億円等です。負債は16.41億円減少し315.74億円となりました。純資産は38.43億円増加し622.3億円となり、自己資本比率は66.2%に上昇しました。
キャッシュフローの変化
営業活動によるキャッシュ・フローは83.97億円の増加(前期比22.3%増)となりました。投資活動によるキャッシュ・フローは38.18億円の減少(同37.3%増)、財務活動によるキャッシュ・フローは41.58億円の減少(同35.6%増)となりました。この結果、現金及び現金同等物の期末残高は前期末比9.63億円増加し165.45億円となりました。
今年度、来年度の業績見通しの変化
2024年11月7日付で公表された「MBOの実施及び応募の推奨に関するお知らせ」の通り、公開買付者による公開買付け及びその後の一連の手続きにより当社株式が上場廃止となる予定であることから、2025年12月期の業績予想は記載されていません。
株主還元
2024年12月期の期末配当は行わないことが決定されています。2025年12月期の配当予想については、上場廃止予定のため記載されていません。
注意事項
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