2025年３月期 決算短信の要約
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寺崎電気産業の2025年3月期連結業績は、売上高564.04億円(前年同期比8.3%増)、営業利益56.18億円(同14.2%増)と増収増益となりました。堅調な造船市況を背景に船舶用システム製品が伸長し、エンジニアリング及びライフサイクルサービスも好調でした。自己資本比率は69.6%に上昇し、財務基盤が強化されています。
主な事業セグメント
寺崎電気産業株式会社の主な事業セグメントは、船舶用システム製品、産業用システム製品、機器製品です。船舶・ビル・工場向けの配電制御システムや低圧遮断器などを製造販売しています。
当決算における事業や経営成績の主な変化
2025年3月期の連結業績は、売上高が564.04億円(前年同期比8.3%増)、営業利益が56.18億円(同14.2%増)、経常利益が60.52億円(同4.8%増)、親会社株主に帰属する当期純利益が44.51億円(同10.9%増)となりました。堅調な造船市況を背景に船舶用システム製品が増加し、エンジニアリング及びライフサイクルサービスも好調に推移しました。
貸借対照表の変化
資産合計は前期末比8.6%増の738.96億円となりました。主な増加要因は、現金及び預金の44.04億円増加です。負債合計は前期末比5.7%増の224.63億円、純資産合計は前期末比9.9%増の514.32億円となりました。自己資本比率は69.6%と前期末から0.8ポイント上昇しています。
キャッシュフローの変化
営業活動によるキャッシュ・フローは83.27億円の収入(前年同期比118.0%増)となりました。投資活動によるキャッシュ・フローは31.93億円の支出(同32.1%増)、財務活動によるキャッシュ・フローは7.43億円の支出(同250.0%増)となりました。この結果、現金及び現金同等物の期末残高は前期末比33.3%増の176.14億円となりました。
今年度、来年度の業績見通しの変化
2026年3月期の連結業績予想は、売上高593.7億円(前年同期比5.3%増)、営業利益57億円(同1.5%増)、経常利益58.9億円(同2.7%減)、親会社株主に帰属する当期純利益41.6億円(同6.5%減)を見込んでいます。造船業界の堅調な推移や、国内外での設備投資の緩やかな増加を予想しています。
株主還元
2025年3月期の年間配当金は、1株当たり40円(前期比4円増)となりました。2026年3月期の配当予想は、1株当たり年間43円を予定しています。
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