2025年12月期 第１四半期決算短信の要約
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テラプローブの2025年12月期第1四半期は、サーバーやAI関連製品の需要増加により売上高92.49億円（前年同期比3.4%増）、営業利益17.53億円（同3.3%増）と増収増益を達成しました。しかし、為替差損や前年の特殊要因剥落により、純利益は7.12億円（同22.7%減）と減益となりました。今後は車載向け製品の回復も見込まれますが、為替動向に注意が必要です。
主な事業セグメント
テラプローブは半導体テスト受託サービスを主な事業としており、メモリ製品とロジック製品のテストを行っています。主力はロジック製品で、売上高の約94%を占めています。
当決算における事業や経営成績の主な変化
2025年12月期第1四半期の連結業績は、売上高が92.49億円（前年同期比3.4%増）、営業利益が17.53億円（同3.3%増）と増収増益となりました。サーバー向け製品やAI関連製品の受託量増加が寄与し、車載向けロジック製品の在庫調整による減少を補いました。一方、経常利益は16.75億円（同2.3%減）、親会社株主に帰属する四半期純利益は7.12億円（同22.7%減）と減益となりました。
貸借対照表の変化
総資産は715.43億円（前期末比5.1%減）となり、主に現金及び預金が20.69億円、有形固定資産が15.35億円減少しました。負債は195.02億円（同9.0%減）で、主に未払金が16.53億円減少しました。純資産は520.4億円（同3.5%減）となり、利益剰余金が2.88億円、為替換算調整勘定が11.71億円、非支配株主持分が4.23億円それぞれ減少しました。
キャッシュフローの変化
キャッシュ・フロー計算書は作成されていませんが、現金及び預金が前期末比20.69億円減少しています。設備投資や配当金の支払いなどによる支出が主な要因と推測されます。また、減価償却費は32.27億円（前年同期比4.3%減）となっています。
今年度、来年度の業績見通しの変化
2025年12月期第2四半期累計期間の連結業績予想は、売上高185.5億円（前年同期比1.7%減）、営業利益35億円（同7.9%減）、経常利益32.5億円（同16.6%減）、親会社株主に帰属する四半期純利益12.2億円（同32.9%減）と減収減益を見込んでいます。第3四半期累計期間では、売上高282.5億円（前年同期比0.5%増）、営業利益53.2億円（同3.0%減）と予想しています。
株主還元
配当に関する具体的な記載はありませんが、前期末に110円の配当が実施されたことが記載されています。当期の配当予想については明記されていません。
注意事項
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