2025年３月期 決算短信の要約
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トレックス・セミコンダクター株式会社の2025年3月期決算は、半導体市場の低迷により減収減益となりました。売上高は239億5,700万円（前年同期比7.0％減）、営業損失6億3,200万円を計上しました。次期は市場回復を見込み、増収増益を予想しています。配当は年間56円を維持する方針です。
主な事業セグメント
トレックス・セミコンダクター株式会社は、主にアナログ電源IC等を生産・販売しています。日本、アジア、欧州、北米の4つの地域別セグメントで事業を展開しており、各地域で独立した経営単位として製品の包括的な戦略を立案し、事業活動を行っています。
当決算における事業や経営成績の主な変化
当連結会計年度の業績は、売上高が239億5,700万円（前年同期比7.0％減）となりました。営業損失は6億3,200万円（前年同期は17億7,800万円の損失）、経常損失は8億2,000万円（前年同期は24億5,200万円の損失）、親会社株主に帰属する当期純損失は23億5,800万円（前年同期は42億9,700万円の損失）となりました。半導体市場の長期的な不振と在庫調整の影響を受け、減損損失11億1,500万円を計上しました。
貸借対照表の変化
総資産は336億700万円（前年同期比8.3％減）となりました。流動資産は208億3,600万円（前年同期比8.0％減）、固定資産は127億7,100万円（前年同期比8.7％減）となりました。負債合計は162億700万円（前年同期比0.8％増）、純資産は174億円（前年同期比15.3％減）となり、自己資本比率は51.8％（前年同期は56.1％）となりました。
キャッシュフローの変化
営業活動によるキャッシュ・フローは33億5,900万円の収入（前年同期比14億3,200万円増）となりました。投資活動によるキャッシュ・フローは37億5,500万円の支出（前年同期比7億9,600万円減）、財務活動によるキャッシュ・フローは4億4,200万円の収入（前年同期比22億6,300万円減）となりました。この結果、現金及び現金同等物の期末残高は92億3,100万円となりました。
今年度、来年度の業績見通しの変化
次期の連結業績見通しは、売上高255億円（当期比6.4％増）、営業利益4億円（当期は6億3,200万円の損失）、経常利益4億円（当期は8億2,000万円の損失）、親会社株主に帰属する当期純利益3億円（当期は23億5,800万円の損失）を見込んでいます。半導体市場は徐々に回復すると予想されています。
株主還元
当期の配当金は、中間配当金28円に期末配当金28円を加え、年間56円となる予定です。次期の配当金も同様に、中間配当金28円、期末配当金28円の年間56円を予定しています。
注意事項
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