2027年3月期 第1四半期決算短信の要約
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エブレンの2027年3月期第1四半期は、半導体製造装置向け需要の急拡大を背景に大幅な増収増益を達成しました。売上高は前年同期比30.4%増の約12億円、営業利益は91.8%増の約2億円となり、費用抑制による利益率改善も顕著です。通期予想は据え置かれ、増配も予定されています。
主な事業セグメント
エブレン株式会社は、産業用電子機器および工業用コンピュータ(バックプレーン・バスラック・システムシャーシ等)の設計・製造・販売を専業とする単一セグメントの企業です。主な応用分野は計測・制御、交通関連、通信・放送・電力、電子応用、防衛・その他です。
当決算における事業や経営成績の主な変化
2027年3月期第1四半期(2026年4月〜6月)の業績は大幅な増収増益となりました。売上高は前年同期比30.4%増の約12億円、営業利益は91.8%増の約2億円、経常利益は86.7%増の約2億円、親会社株主に帰属する四半期純利益は79.5%増の約1億円を記録しました。AIサーバ向け先端ロジックやHBM(広帯域メモリ)向け半導体製造装置の設備投資増加を背景に、主力の計測・制御分野が56.8%増と大きく伸長しました。生産量増加に対して費用増加を抑制したことで利益率も改善しています。
貸借対照表の変化
総資産は前期末比5.6%増の約67億円となりました。流動資産では原材料及び貯蔵品が26.5%増、仕掛品が52.8%増と在庫が積み上がっています。流動負債は前期末比32.8%増の約11億円で、支払手形及び買掛金が85.1%増と大幅に増加しました。自己資本比率は前期末の80.1%から77.1%へ低下しています。
キャッシュフローの変化
当第1四半期連結累計期間に係る四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成されていないため、詳細な分析は開示されていません。なお、減価償却費は前年同期の350万円から359.9万円へわずかに増加しています。
今年度、来年度の業績見通しの変化
2027年3月期の通期業績予想は、売上高44億円(前期比10.2%増)、営業利益6億円(前期比16.9%増)、経常利益6億円(前期比12.6%増)、親会社株主に帰属する当期純利益4億円(前期比9.8%増)が見込まれています。第2四半期累計では売上高21億円(前年同期比8.4%増)、営業利益約3億円(同19.8%増)が予想されています。現時点では前回公表値からの変更はないとされています。
株主還元
2027年3月期の年間配当金は1株当たり58円(期末一括)が予定されており、前期実績の48円から10円の増配となる見通しです。中間配当は0円の予定で、直近公表予想からの修正はないとされています。
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