2027年3月期 第1四半期決算短信の要約
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マキタの2027年3月期第1四半期は、円安効果と米国関税還付による原価改善が奏功し、売上収益は前年同期比10.7%増の2,066億円、営業利益は17.2%増の306億円、親会社帰属の四半期利益は18.6%増の229億円と増収増益を達成しました。通期予想は据え置かれています。
主な事業セグメント
マキタは電動工具・充電式工具を中心とした製品の製造・販売を行っています。セグメントは日本・欧州・北米・アジアの地域別に区分されており、海外売上が全体の大部分を占めています。
当決算における事業や経営成績の主な変化
2027年3月期第1四半期の売上収益は前年同期比10.7%増の2,066億円となりました。現地通貨ベースでは前年並みでしたが、円安・現地通貨高の影響が寄与しました。営業利益は前年同期比17.2%増の306億円、税引前利益は21.5%増の326億円、親会社帰属の四半期利益は18.6%増の229億円と、売上を上回る利益成長を実現しています。米国関税の還付による原価率改善が利益拡大に貢献しました。一方、中近東・アフリカ地域では中東情勢悪化の影響で前年同期比10.8%減となっています。
貸借対照表の変化
資産合計は前連結会計年度末比で1兆1,915億円となり、棚卸資産の増加が主因です。資本合計は1兆140億円と増加し、在外営業活動体の換算差額の変動が主な要因です。負債合計は1,775億円とほぼ横ばいでした。
キャッシュフローの変化
営業活動によるキャッシュ・フローは318億円の収入となり、前年同期の142億円から大幅に増加しました。投資活動によるキャッシュ・フローは14億円の収入と、前年同期の95億円から減少しました。財務活動によるキャッシュ・フローは配当金支払い(336億円)や自己株式取得(41億円)等により379億円の支出となりました。
今年度、来年度の業績見通しの変化
2027年3月期通期の業績予想は変更されておらず、売上収益は前期比5.5%増の8,200億円、営業利益は5.1%増の1,100億円、親会社帰属の当期利益は2.0%増の810億円が見込まれています。前期通期実績(売上収益7,776億円、営業利益1,047億円)と比較して増収増益の計画となっています。
株主還元
2027年3月期の第2四半期末配当予想は1株当たり79円とされています。期末配当および年間配当予想は未定です。連結配当性向50%以上を基本方針とし、2027年4月開催の取締役会で配当額が決定される予定です。前期の年間配当は1株当たり150円(中間20円・期末130円)でした。
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