2025年７月期 第２四半期（中間期）決算短信の要約
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株式会社ベストワンドットコムの2025年7月期中間決算は、売上高が減少したものの、利益面では大幅に改善しました。営業利益4,900万円、経常利益5,300万円、親会社株主に帰属する中間純利益3,500万円と、前年同期の赤字から黒字転換を果たしています。通期予想も増益を見込んでおり、業績回復の兆しが見えてきました。
主な事業セグメント
株式会社ベストワンドットコムは、クルーズ旅行を中心とした旅行業を主な事業としています。日本発着外国船クルーズの販売や、自社チャーターのクルーズ企画・販売などを行っています。
当決算における事業や経営成績の主な変化
当中間連結会計期間の売上高は10.3億円(前年同期比18.8%減)となりました。一方で、営業利益は4,900万円(前年同期は6,300万円の損失)、経常利益は5,300万円(前年同期は5,300万円の損失)、親会社株主に帰属する中間純利益は3,500万円(前年同期は5,300万円の損失)と、利益面では大幅に改善しました。これは主に、販売費及び一般管理費の削減や、効率的な営業活動によるものと考えられます。
貸借対照表の変化
資産合計は27.4億円(前期末比4.5%減)となりました。主な変動として、現金及び預金が3.44億円減少し、旅行前払金が2.59億円増加しています。負債合計は15.72億円(前期末比8.5%減)で、主に長期借入金が9,900万円減少しました。純資産は11.67億円(前期末比1.5%増)となり、自己資本比率は42.4%(前期末40.0%)に改善しています。
キャッシュフローの変化
営業活動によるキャッシュ・フローは1.97億円の支出(前年同期は8,900万円の支出)となりました。これは主に旅行前払金の増加2.59億円によるものです。投資活動によるキャッシュ・フローは1,200万円の支出、財務活動によるキャッシュ・フローは1.45億円の支出となりました。この結果、現金及び現金同等物の中間期末残高は13.54億円となり、前連結会計年度末に比べ3.44億円減少しました。
今年度、来年度の業績見通しの変化
2025年7月期通期の連結業績予想は、売上高2,500～31.75億円(前期比△20.3%～+1.2%)、営業利益310～4.25億円(同+17.5%～+61.1%)、経常利益300～4.15億円(同+7.6%～+48.8%)を見込んでいます。前回公表からの変更はありません。
株主還元
2025年7月期の期末配当金は、普通配当15円に創立20周年記念配当3円を加えた18円を予定しています。前期の15円から3円の増配となる見込みです。
注意事項
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