2025年３月期第３四半期決算短信の要約
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株式会社コンヴァノの当第3四半期連結累計期間は、売上収益が前年同期比18.3%増の23.41億円と成長したものの、営業損失7,500万円を計上しました。人材採用が順調に進む一方で、販管費増加により利益が悪化しています。通期予想は売上収益34億円、営業損失2.2億円を見込み、長期的には2027年3月期に売上収益56億円、営業利益5.1億円を目指しています。
主な事業セグメント
株式会社コンヴァノは、主にネイル事業とメディア事業を展開しています。ネイル事業では店舗でのネイル施術サービスとネイルケア商品の販売を行い、メディア事業ではネイルサロンの店舗網を活用した広告サービスを提供しています。
当決算における事業や経営成績の主な変化
当第3四半期連結累計期間の売上収益は23.41億円（前年同期比18.3％増）と増加しましたが、営業損失7,500万円（前年同期は営業利益9,700万円）、四半期損失8,600万円（前年同期は四半期利益5,600万円）を計上しました。EBITDAは1.33億円（前年同期は2.93億円）と減少しています。売上は増加したものの、販売費及び一般管理費の増加により利益が悪化しました。人材採用が順調に進み、下半期はネイリストの生産性向上に注力しています。
貸借対照表の変化
資産合計は前連結会計年度末比1.7%減の29.51億円となりました。主な変動として、営業債権及びその他の債権が75.2%増加し2.65億円となった一方、使用権資産が10.5%減少し3.7億円となりました。負債合計は1.5%増の13.79億円、資本合計は4.3%減の15.72億円となりました。親会社所有者帰属持分比率は53.3%と、前連結会計年度末から1.5ポイント低下しています。
キャッシュフローの変化
営業活動によるキャッシュ・フローは1.17億円の収入（前年同期比1.77億円減）となりました。投資活動によるキャッシュ・フローは1,200万円の支出（同4,600万円減）、財務活動によるキャッシュ・フローは2.03億円の支出（同3,100万円減）となりました。この結果、現金及び現金同等物の四半期末残高は前連結会計年度末比9,800万円減少し、8.25億円となっています。
今年度、来年度の業績見通しの変化
2025年3月期の連結業績予想は、売上収益34億円（前期比31.3%増）、営業損失2.2億円を見込んでいます。当第3四半期累計期間の業績は概ね想定の範囲内で推移しており、通期予想に変更はありません。2027年3月期の連結業績目標として、売上収益56億円、営業利益5.1億円を掲げています。
株主還元
配当に関する具体的な記載はありませんが、2025年3月期の期末配当予想は0円となっています。
注意事項
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