2025年3月期 第3四半期決算短信の要約
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Unipos株式会社の当第３四半期累計期間の業績は、売上高が7.93億円（前年同期比16.9%増）と成長を続ける一方、損失額は大幅に縮小しています。事業構造の改善とコスト削減効果が表れており、通期業績予想も上方修正されました。今後は第４四半期以降の黒字化を目指し、さらなる成長と収益性の向上が期待されます。
主な事業セグメント
Unipos株式会社は、Unipos事業の単一セグメントで、組織課題解決カンパニーとして、サービス、プロダクト、コンサルティングの三本柱で事業を展開しています。人的資本経営や組織文化の分野での専門性を活かし、組織課題に多角的にアプローチしています。
当決算における事業や経営成績の主な変化
当第３四半期累計期間の売上高は7.93億円（前年同期比16.9%増）となりました。利益面では、営業損失は1.41億円（前年同期は4.52億円の損失）、経常損失は1.4億円（前年同期は4.44億円の損失）、四半期純損失は1.41億円（前年同期は4.45億円の損失）となりました。売上高の増加は主に新規顧客獲得や既存顧客の利用拡大、価格改定によるものです。損失額の縮小は、各種コスト削減施策の効果によるものです。
貸借対照表の変化
当第３四半期会計期間末の総資産は13.41億円（前事業年度末比4.5%減）となりました。主な変動として、流動資産が12.19億円（同6.7%減）、固定資産が1.22億円（同25.0%増）となりました。負債合計は9.79億円（同8.7%増）、純資産合計は3.61億円（同28.1%減）となりました。自己資本比率は26.4%（前事業年度末35.2%）に低下しています。
キャッシュフローの変化
四半期キャッシュ・フロー計算書は作成されていませんが、現金及び預金は10.89億円（前事業年度末比2.5%減）となっています。営業活動によるキャッシュ・フローは、四半期純損失1.41億円を計上しているものの、前受金の増加1.75億円などにより改善が見られます。投資活動では、有形固定資産の取得や敷金の差入れがあり、財務活動では長期借入金の返済が進んでいます。
今年度、来年度の業績見通しの変化
2025年３月期通期の業績予想が上方修正されました。売上高は10.88億円（前期比17.0%増）、営業損失9,500万円、経常損失9,400万円、当期純損失9,800万円を見込んでいます。前年度と比較すると、売上高の成長率は高まっており、損失額も大幅に縮小する見通しです。第４四半期以降の継続した決算黒字化を目指しています。
株主還元
配当に関する具体的な記載はありませんが、2025年３月期の年間配当金は0円と予想されています。前期も配当は実施されておらず、現時点では配当の予定はないものと考えられます。
注意事項
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