2025年６月期第３四半期決算短信の要約
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株式会社旅工房の当第3四半期は、海外旅行需要の回復を背景に売上高が30.32億円となり、営業損失は1,600万円まで縮小しました。ただし、人員採用や広告宣伝費の投下再開により、販売費及び一般管理費は7.57億円となっています。資金面では24.93億円の現金及び預金を保有し、当面の事業資金に懸念はありません。
主な事業セグメント
株式会社旅工房は、個人旅行事業と法人旅行事業を展開する旅行業の単一セグメントの企業です。個人旅行では主にヨーロッパやアメリカを中心とした長距離方面の需要取り込みに注力し、法人旅行では業務出張や団体案件を中心に営業活動を行っています。
当決算における事業や経営成績の主な変化
当第3四半期連結累計期間の売上高は30.32億円、営業損失は1,600万円、経常損失は1,500万円、親会社株主に帰属する四半期純損失は2,300万円となりました。前年同期との比較はできませんが、海外旅行需要の回復に伴い、売上高は増加傾向にあります。一方で、人員採用や広告宣伝費の投下再開により、販売費及び一般管理費は7.57億円となっています。
貸借対照表の変化
資産合計は前期末比3.9%減の33.88億円となりました。主な変動として、旅行前払金が43.5%減少し2.8億円となった一方、売掛金が18.4%増加し2.42億円となりました。負債合計は前期末比8.9%減の12.16億円となり、主に旅行前受金が20.2%減少し4.65億円となりました。純資産は前期末比0.8%減の21.71億円となりました。
キャッシュフローの変化
キャッシュ・フロー計算書は作成されていませんが、現金及び預金は前期末比0.5%増の24.93億円となっており、当面の事業資金は十分賄える状況であることが報告されています。
今年度、来年度の業績見通しの変化
2025年6月期の通期連結業績予想は、売上高33.93億円、営業損失2.05億円、経常損失2.1億円、親会社株主に帰属する当期純損失2.1億円を見込んでいます。前期との比較はできませんが、引き続き回復傾向にある海外旅行需要の取り込みを図る方針です。
株主還元
当第3四半期において配当金の支払いはなく、次期配当予想も0円となっています。
注意事項
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