(株)インターネットインフィニティーの決算情報

株式会社インターネットインフィニティーは、ヘルスケアソリューション事業と在宅サービス事業を主な事業セグメントとしています。ヘルスケアソリューション事業では、短時間リハビリ型通所介護サービス「レコードブック」のフランチャイズ展開や直営店運営、福祉用具貸与事業などを行っています。在宅サービス事業では、訪問介護などの在宅介護サービスを提供しています。

当第３四半期連結累計期間の経営成績は、売上高が39.17億円（前年同期比5.2％増）、営業利益が3.38億円（同95.3％増）、経常利益が3.47億円（同65.1％増）、親会社株主に帰属する四半期純利益が2.05億円（同77.5％増）となりました。各セグメントの売上高が順調に増加し、前期の本社移転に伴う固定費削減効果も加わり、大幅な増益となっています。特に営業利益の95.3％増は、収益性の改善を示しています。

総資産は33.38億円（前期末比11.0％減）、負債は17.57億円（同25.6％減）、純資産は15.8億円（同13.8％増）となりました。自己資本比率は47.3％（前期末37.0％）と10.3ポイント改善しています。現金及び預金の減少や預り金の大幅減少が主な要因ですが、純資産の増加により財務基盤は強化されています。

キャッシュ・フロー計算書は作成されていませんが、現金及び預金が2.74億円減少しています。一方で、減価償却費は7,900万円、のれんの償却額は3,400万円計上されています。預り金の4.55億円減少が大きく影響していると考えられますが、詳細な分析はできません。

2025年3月期の通期連結業績予想は、売上高51.02億円（前期比2.9％増）、営業利益3.55億円（同54.5％増）、経常利益3.5億円（同29.2％増）、親会社株主に帰属する当期純利益2.04億円（同56.6％増）を見込んでいます。第3四半期までの実績と比較すると、第4四半期も堅調な業績が予想されています。

2025年3月期の1株当たり配当金は、前期の5円から8円に増配する予定です。配当性向は約20.8％となる見込みです。