2026年8月期 決算短信の要約
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2026年8月期は売上高が前期比9.0%減の約15億円、当期純損失が約2億7,200万円と損失幅が拡大しました。RFID関連の研究開発投資拡大や米国案件の遅延が主因です。一方、新株予約権行使により約23億8,000万円を調達し、財務基盤は大幅に強化されています。
主な事業セグメント
株式会社アスタリスクの主な事業セグメントは、「AsReader事業」「システムインテグレーション事業」「賃貸事業」の3つです。AsReader事業はバーコード・RFIDリーダー等のハードウェア製品とソフトウェアの開発・販売、システムインテグレーション事業はソフトウェアの受託開発、賃貸事業は本社ビルの一部フロア賃貸を行っています。
当決算における事業や経営成績の主な変化
2026年8月期の業績は悪化しました。売上高は前期比9.0%減の約15億円となり、営業損失は約1億9,000万円(前期は約1億2,600万円の損失)、経常損失は約1億5,700万円(前期は約1億2,900万円の損失)、当期純損失は約2億7,200万円(前期は約1億8,200万円の損失)と、損失幅が拡大しました。研究開発投資の拡大や人件費増加に加え、米国子会社の一部大型案件の売上計上が次期以降にずれ込んだことが主な要因です。また、投資有価証券評価損約1億円が特別損失として計上されました。
貸借対照表の変化
総資産は前期末比75.3%増の約48億7,000万円となりました。主な要因は新株予約権行使による資金調達で、現金及び預金が約31億円に大幅増加しました。純資産は前期末比121.7%増の約38億3,000万円、自己資本比率は62.1%から78.6%へ改善しました。一方、投資有価証券は評価損計上により前期末比ほぼ全額減少しています。
キャッシュフローの変化
営業活動によるキャッシュ・フローは約2億円の支出(前期は約1億8,000万円の収入)と悪化しました。投資活動は約2,400万円の支出で前期並みでした。財務活動は新株予約権行使による株式発行収入約23億8,000万円を主因に約23億6,000万円の収入となり、前期の約3億2,000万円から大幅に増加しました。期末現金残高は約31億円となっています。
今年度、来年度の業績見通しの変化
翌連結会計年度(2027年8月期)の通期業績予想は、売上高が前期比0.5%増の約15億2,000万円と横ばい圏を見込む一方、営業損失は約3億3,000万円(前期は約1億9,000万円の損失)、当期純損失は約3億5,000万円(前期は約2億7,000万円の損失)と、損失幅のさらなる拡大が予想されています。RFID関連の先行投資継続が主因で、2028年8月期以降の収益本格化を目指す方針です。
株主還元
当期(2026年8月期)の年間配当金は0円で、前期同様無配となりました。翌期(2027年8月期)の配当予想も年間0円の予定です。配当性向・純資産配当率はいずれも算定対象外となっています。
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