2027年3月期 第1四半期決算短信の要約
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はじめにお読みください
株式会社PILLARの2027年3月期第1四半期は、半導体市場の回復を背景に電子機器関連事業が大幅に拡大し、売上高は前年同期比35.6%増の183億円、営業利益は83.4%増の50億円を達成しました。好調な業績を受けて通期予想も上方修正され、年間配当も245円への増配が予定されています。
主な事業セグメント
株式会社PILLAR(証券コード6490)の主な事業セグメントは、電子機器関連事業と産業機器関連事業の2つです。電子機器関連事業では半導体製造装置向けのフッ素樹脂製品(ピラフロン)等を、産業機器関連事業では精密機械装置用メカニカルシール等を製造・販売しています。
当決算における事業や経営成績の主な変化
2027年3月期第1四半期(2026年4月〜6月)の業績は大幅な増収増益となりました。売上高は前年同期比35.6%増の183億円、営業利益は83.4%増の50億円、経常利益は94.2%増の54億円、親会社株主に帰属する四半期純利益は85.8%増の37億円と、いずれの主要指標も力強い伸びを示しています。牽引役は電子機器関連事業で、半導体市場の回復を背景に半導体製造装置向け製品の販売が国内外で好調に推移しました。一方、産業機器関連事業は売上高がほぼ横ばいにとどまり、製品構成の変化や原材料・人件費の上昇により営業利益は前年同期を下回っており、セグメント間で明暗が分かれています。
貸借対照表の変化
総資産は前連結会計年度末比で1,099億円となり、保有上場株式の時価上昇による投資有価証券の増加(前年度末比39.6%増の107億円)が主な要因です。純資産は837億円と増加し、自己資本比率は前年度末の75.2%から76.1%へ改善しました。負債合計はほぼ横ばいの262億円です。
キャッシュフローの変化
当第1四半期連結累計期間に係る四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成されていないため、詳細な分析はできません。なお、減価償却費は前年同期の8億円から9億円へ増加しており、のれんの償却額は前年同期と同水準の1億円となっています。
今年度、来年度の業績見通しの変化
2027年3月期通期の連結業績予想は、売上高が前期比39.5%増の830億円、営業利益が65.2%増の200億円、経常利益が57.6%増の204億円、親会社株主に帰属する当期純利益が56.6%増の140億円と見込まれています。この予想は第1四半期の業績が当初想定を上回ったことを踏まえ、2026年5月公表の予想から上方修正されたものです。
株主還元
2027年3月期の年間配当金は1株当たり245円が予定されており、前期実績の130円から大幅な増配となる見通しです。なお、第2四半期末および期末の配当金額は現時点で未定とされており、詳細は別途公表の「業績予想及び配当予想の修正(増配)に関するお知らせ」に記載されています。
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