2025年２月期 決算短信の要約
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放電精密加工研究所の2025年2月期決算は、売上高128.98億円(前年同期比6.1%増)、営業利益6.89億円(同199.4%増)と増収増益となりました。特に放電加工・表面処理セグメントが好調で、売上高が前年同期比17.9%増加。自己資本比率も41.9%に改善し、財務体質が強化されています。
主な事業セグメント
放電精密加工研究所の主な事業セグメントは、「放電加工・表面処理」、「金型」、「機械装置等」の3つです。放電加工・表面処理は航空機エンジン部品製造や表面処理、金型はアルミ押出用金型製造、機械装置等はプレス複合加工システム製造などを行っています。
当決算における事業や経営成績の主な変化
当連結会計年度の業績は、売上高が128.98億円(前年同期比6.1%増)となりました。利益面では、価格改定や生産量拡大により、営業利益6.89億円(同199.4%増)、経常利益6.43億円(同278.7%増)、親会社株主に帰属する当期純利益5.83億円(同151.5%増)と大幅増益となりました。特に放電加工・表面処理セグメントが好調で、売上高が前年同期比17.9%増加しています。
貸借対照表の変化
貸借対照表では、総資産が前期末比2.4%減の175.51億円となりました。純資産は前期末比14.3%増の82.64億円となり、自己資本比率は41.9%に改善しました。主な変動として、現金及び預金の減少15.33億円(-37.1%)、リース資産の増加5.55億円(+103.4%)、短期借入金の減少7.86億円(-19.7%)が挙げられます。
キャッシュフローの変化
営業活動によるキャッシュ・フローは4.15億円の獲得(前年同期は10.15億円の獲得)となりました。投資活動によるキャッシュ・フローは6.19億円の使用(前年同期は7.82億円の使用)、財務活動によるキャッシュ・フローは14.53億円の使用(前年同期は21.27億円の獲得)となりました。結果として、現金及び現金同等物の期末残高は前期末比39.0%減の24.25億円となりました。
今年度、来年度の業績見通しの変化
2026年2月期の連結業績予想は、売上高144.01億円(前年同期比11.7%増)、営業利益7.14億円(同3.6%増)、経常利益6.16億円(同4.3%減)、親会社株主に帰属する当期純利益3.96億円(同32.0%減)を見込んでいます。売上高は増加するものの、利益面では減益予想となっています。
株主還元
当期の配当金は1株当たり12円(前期7円)となりました。次期の配当予想は1株当たり15円と増配が予定されています。配当性向は当期22.0%、次期予想40.4%となっています。
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