2025年３月期 決算短信の要約
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水道機工株式会社の2025年3月期決算は、プラント建設とO&Mの両事業で受注高・売上高が増加し、大幅な増収増益となりました。売上高259億6,600万円（前期比20.0％増）、営業利益14億7,900万円（同228.7％増）と業績が大きく改善しています。キャッシュ・フローも改善し、次期も引き続き増収増益を見込んでいます。
主な事業セグメント
水道機工株式会社の主な事業セグメントは、プラント建設とO&Mです。プラント建設では上下水道施設や産業用水処理設備等の製造・販売を行い、O&Mではそれらの設備のメンテナンス・保守・運転管理を行っています。
当決算における事業や経営成績の主な変化
当連結会計年度の業績は、売上高が259億6,600万円（前期比20.0％増）、営業利益が14億7,900万円（前期比228.7％増）と大幅に増加しました。プラント建設とO&Mの両セグメントで受注高・売上高が増加し、特にプラント建設の営業利益が298.9％増と大きく伸びています。親会社株主に帰属する当期純利益は4億2,700万円（前期比16.2％増）となりました。
貸借対照表の変化
総資産は前期比7.9％増の260億5,500万円となりました。主な変動として、流動資産が31億1,400万円増加し、固定資産が11億9,800万円減少しています。負債は前期比12.2％増の158億7,700万円となり、純資産は前期比1.9％増の101億7,800万円となりました。自己資本比率は39.1％と前期比2.3ポイント低下しています。
キャッシュフローの変化
営業活動によるキャッシュ・フローは28億4,500万円の収入（前期は20億4,500万円の支出）となり、大幅に改善しました。投資活動によるキャッシュ・フローは4億6,400万円の支出（前期は8億4,500万円の支出）、財務活動によるキャッシュ・フローは1億9,800万円の収入（前期は12億5,700万円の収入）となりました。結果として、現金及び現金同等物の期末残高は前期比136.7％増の45億9,500万円となりました。
今年度、来年度の業績見通しの変化
2026年3月期の連結業績予想は、売上高300億円（前期比15.5％増）、営業利益16億円（同8.2％増）、経常利益16億円（同16.2％増）、親会社株主に帰属する当期純利益9億円（同110.7％増）と、増収増益を見込んでいます。2025年3月期末時点の受注残高は461億8,000万円と過去最高を記録し、今後の収益実現に向けて着実に進めていく方針です。
株主還元
2026年3月期の配当予想は1株当たり55円で、前期と同額を維持する方針です。安定配当を継続することで株主還元を行う姿勢を示しています。
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