2025年3月期 決算短信の要約
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兼松エンジニアリング株式会社の2025年3月期決算は、主力製品の堅調な需要と生産活動の順調な進展により、売上高133億円(前期比7.2%増)、経常利益9.73億円(同17.4%増)と増収増益を達成しました。2026年3月期も引き続き好調な受注環境を背景に、売上高135億円、経常利益10億円を見込んでいます。
主な事業セグメント
兼松エンジニアリング株式会社は、環境整備機器関連事業を主な事業としています。主力製品には強力吸引作業車、高圧洗浄車、粉粒体吸引・圧送車などがあり、これらの製造・販売を行っています。
当決算における事業や経営成績の主な変化
2025年3月期の業績は、売上高が133億円(前期比7.2%増)、営業利益が9.54億円(同18.0%増)、経常利益が9.73億円(同17.4%増)、当期純利益が7億円(同13.2%増)となりました。主力製品の需要が堅調に推移し、大型機種の販売増加や生産活動の順調な進展により、増収増益を達成しています。
貸借対照表の変化
総資産は前期末比13.03億円減の120.79億円となりました。主な要因は売上債権の減少5.91億円、棚卸資産の減少4.96億円です。負債は前期末比18.02億円減の49.38億円となり、主に仕入債務の減少19.32億円によるものです。純資産は前期末比4.98億円増の71.4億円となりました。
キャッシュフローの変化
営業活動によるキャッシュ・フローは7.33億円の収入(前期は1.11億円の支出)となりました。主な要因は税引前当期純利益9.95億円、売上債権の減少5.91億円、棚卸資産の減少4.96億円です。投資活動によるキャッシュ・フローは8,300万円の支出、財務活動によるキャッシュ・フローは5.68億円の支出となりました。
今年度、来年度の業績見通しの変化
2026年3月期の業績予想は、売上高135億円(前期比1.5%増)、営業利益9.8億円(同2.7%増)、経常利益10億円(同2.8%増)、当期純利益6.9億円(同1.4%減)を見込んでいます。インフラ整備をはじめとする需要が引き続き好調であり、増収・増益(経常利益)を予想しています。
株主還元
2025年3月期の期末配当金は1株当たり50円(普通配当12円、特別配当38円)となりました。2026年3月期の配当予想は1株当たり48円(普通配当12円、特別配当36円)です。配当性向は35%を目標としています。
注意事項
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