2025年12月期 第１四半期決算短信の要約
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株式会社ダイフクの2025年12月期第1四半期は、半導体生産ライン向けシステムを中心に好調な業績となりました。売上高1,602億5,600万円(前年同期比10.5%増)、営業利益232億2,600万円(同41.6%増)と大幅な増収増益を達成し、第1四半期として過去最高を記録しています。生産効率化やコスト削減の取り組みにより、利益率も改善しています。
主な事業セグメント
株式会社ダイフクの主な事業セグメントは、一般製造業・流通業向けシステム、半導体生産ライン向けシステム、自動車生産ライン向けシステム、空港向けシステムです。これらのシステムを国内外で製造・販売・工事・サービスを行っています。
当決算における事業や経営成績の主な変化
2025年12月期第1四半期の連結業績は、売上高1,602億5,600万円(前年同期比10.5%増)、営業利益232億2,600万円(同41.6%増)、経常利益236億7,600万円(同34.5%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益168億6,200万円(同31.0%増)となりました。半導体生産ライン向けシステムが好調に推移し、一般製造業・流通業、自動車生産ライン向けシステムも増収となりました。生産効率化やコスト削減の取り組みにより、利益率が改善しています。
貸借対照表の変化
資産は前期末比1.7%減の6,767億6,200万円となりました。負債は前期末比2.0%減の2,843億7,300万円、純資産は前期末比1.5%減の3,923億8,800万円となりました。自己資本比率は58.0%と、前期末の57.8%から若干改善しています。
キャッシュフローの変化
営業活動によるキャッシュ・フローは196億1,200万円の増加となりました。投資活動によるキャッシュ・フローは76億6,900万円の減少、財務活動によるキャッシュ・フローは130億3,700万円の減少となりました。この結果、現金及び現金同等物は前期末比84億6,200万円減少し、2,119億3,200万円となりました。
今年度、来年度の業績見通しの変化
2025年12月期第2四半期累計期間の連結業績予想を下方修正し、売上高3,200億円(前回予想比4.2%減)、営業利益411億円(同3.3%減)、経常利益432億円(同3.6%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益321億円(同2.7%減)としました。通期の業績予想は、売上高6,500億円、営業利益815億円を据え置き、経常利益のみ843億円(前回予想比0.8%減)に下方修正しています。
株主還元
2025年12月期の配当予想は、中間配当32円、期末配当32円の年間64円を予定しています。前期の年間配当55円から9円の増配となる見込みです。
注意事項
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