2027年3月期 第1四半期決算短信の要約
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2027年3月期第1四半期は、売上高が前年同期比10.4%増の約140億円と増収となった一方、物流ソリューション事業の採算悪化やプラント事業の利益計上時期のずれにより、営業損失3億7,700万円、四半期純損失1億900万円と大幅な減益となりました。通期では増収増益が見込まれています。
主な事業セグメント
トーヨーカネツ株式会社の主な事業セグメントは、物流ソリューション事業、プラント事業、みらい創生事業の3つです。物流ソリューション事業は庫内自動化設備の設計・施工、プラント事業は製油所向けメンテナンス等、みらい創生事業はM&Aを通じたグループ企業の事業展開を行っています。
当決算における事業や経営成績の主な変化
2027年3月期第1四半期の売上高は前年同期比10.4%増の約140億円となりましたが、利益面では大幅に悪化しました。営業損失は3億7,700万円(前年同期は営業利益10億6,000万円)、経常損失は1億8,000万円(前年同期は経常利益11億8,600万円)、親会社株主に帰属する四半期純損失は1億900万円(前年同期は純利益8億3,100万円)となりました。主力の物流ソリューション事業で採算性の低い案件の売上比率が高まったことや、プラント事業で大型案件の利益計上が第2四半期以降にずれ込んだことが主因です。一方、みらい創生事業は増収増益で堅調に推移しました。
貸借対照表の変化
総資産は前連結会計年度末比で約34億円増加し729億円となりました。流動資産では現金及び預金が大幅に増加した一方、受取手形・売掛金及び契約資産が減少しました。負債面では短期借入金が約50億円増加し、流動負債合計が前期末比で大幅に増加しています。純資産は配当支払い等により約7億円減少し396億円、自己資本比率は前期末の58.0%から54.3%へ低下しました。
キャッシュフローの変化
当第1四半期連結累計期間に係る四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成されていないため、詳細な比較は開示されていません。なお、当期の減価償却費は2億8,300万円(前年同期は2億3,900万円)となっています。
今年度、来年度の業績見通しの変化
2027年3月期の通期連結業績予想は、売上高650億円(前期比9.0%増)、営業利益40億円(同11.7%増)、経常利益42億円(同7.8%増)、親会社株主に帰属する当期純利益27億円(同5.6%増)と増収増益が見込まれています。第2四半期累計では売上高294億円(前年同期比7.0%増)、営業利益11億円(同52.3%減)が予想されており、上期は利益面で厳しい見通しです。なお、業績予想は2026年5月15日公表値から変更はありません。
株主還元
2027年3月期の年間配当金は1株当たり105円(第2四半期末50円・期末55円)が予定されています。前期は株式分割(2026年1月1日付、1株→2株)を考慮した年間配当金が103円であり、今期は実質的に増配となる見通しです。直近公表の配当予想からの修正はありません。
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