2025年３月期 第３四半期決算短信の要約
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株式会社テセックの2025年3月期第3四半期決算は、半導体市況悪化の影響を受け減収減益となりました。売上高は42億6,800万円（前年同期比34.0%減）、営業利益は3億7,000万円（同69.4%減）と大幅に減少しています。通期予想も下方修正されましたが、円安効果や部材価格の正常化により利益面では当初予想を上回る見込みです。
主な事業セグメント
株式会社テセックは、半導体検査装置の製造・販売事業を主な事業セグメントとしています。主要製品はハンドラ、テスタ、パーツ等で構成されています。
当決算における事業や経営成績の主な変化
当第3四半期連結累計期間の経営成績は、売上高が42億6,800万円（前年同期比34.0%減）、営業利益が3億7,000万円（同69.4%減）、経常利益が5億8,100万円（同61.1%減）、親会社株主に帰属する四半期純利益が4億1,900万円（同59.9%減）となりました。半導体市況の悪化に伴う出荷延期の影響があり、売上高・利益ともに大幅に減少しています。
貸借対照表の変化
総資産は前連結会計年度末比2億600万円減の159億5,400万円となりました。負債は同1億2,500万円減の15億5,800万円、純資産は同8,100万円減の143億9,600万円となりました。自己資本比率は90.2%と高水準を維持しています。
キャッシュフローの変化
キャッシュ・フロー計算書は作成されていませんが、現金及び預金は前連結会計年度末比4億2,400万円減少し34億3,400万円となっています。
今年度、来年度の業績見通しの変化
通期の連結業績予想は、売上高57億円（前期比33.9%減）、営業利益4億8,000万円（同72.3%減）、経常利益7億8,000万円（同63.5%減）、親会社株主に帰属する当期純利益5億2,000万円（同65.7%減）に修正されました。半導体市況の悪化の影響が続くものの、円安効果や部材価格の正常化などにより、利益面では当初予想を上回る見込みです。
株主還元
2025年3月期の1株当たり配当金予想は70円で据え置かれています。今後は業績変動に左右されにくいDOE（純資産配当率）を目安とした安定配当方針に転換する予定です。
注意事項
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