2025年９月期 第２四半期（中間期）決算短信の要約
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株式会社丸山製作所の当中間期は、国内売上高が増加したものの、海外売上高の減少や原材料高騰の影響を受け、増収減益となりました。売上高は183.02億円(前年同期比4.0％増)と増加しましたが、営業損失2,400万円を計上し、経常利益は2,400万円(同90.2％減)と大幅に減少しました。
主な事業セグメント
株式会社丸山製作所の主な事業セグメントは、農林業用機械、工業用機械、その他の機械（主に消防機械）、不動産賃貸です。農林業用機械が主力事業で、動力噴霧機や大型防除機などを製造・販売しています。
当決算における事業や経営成績の主な変化
当中間期の売上高は183.02億円(前年同期比4.0％増)となりました。国内売上高は142.36億円(同9.2％増)と増加しましたが、海外売上高は40.66億円(同11.0％減)と減少しました。利益面では、原材料高騰による原価率上昇や販管費増加により、営業損失2,400万円(前年同期は2.64億円の利益)、経常利益2,400万円(同90.2％減)、親会社株主に帰属する中間純損失1,800万円(前年同期は1.41億円の利益)となりました。
貸借対照表の変化
当中間期末の総資産は388.55億円(前期末比0.4％増)となりました。主な変動は、現金及び預金の13.19億円減少、電子記録債権の15.83億円減少、受取手形・売掛金等の16.5億円増加、商品及び製品の10.17億円増加です。負債は192.79億円(同2.1％増)、純資産は195.75億円(同1.3％減)となりました。自己資本比率は49.9％(前期末50.8％)と若干低下しています。
キャッシュフローの変化
営業活動によるキャッシュ・フローは7.39億円の支出(前年同期比1.04億円減)となりました。投資活動によるキャッシュ・フローは14.13億円の支出(同3.46億円増)で、主に有形固定資産の取得による支出が増加しました。財務活動によるキャッシュ・フローは7.61億円の収入(同5.62億円減)となり、短期借入金の純増額が減少しました。
今年度、来年度の業績見通しの変化
通期の連結業績予想は、売上高410億円(前期比2.5％増)、営業利益12億円(同2.7％増)、経常利益12億円(同8.1％増)、親会社株主に帰属する当期純利益7億円(同17.2％増)を見込んでいます。原材料高騰や経費増加への対策効果を見極めるため、前回予想から修正はありません。
株主還元
配当金については、前期と同様に期末配当金として1株当たり75円を予定しています。
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