2025年２月期 決算短信の要約
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フロイント産業株式会社の2025年2月期連結決算では、売上高が2.2％増の233億9,700万円となりましたが、利益面では減益となりました。機械部門の売上高は3.7％増加し、化成品部門は1.5％減少しました。次期は増収増益を見込んでおり、売上高245億円、営業利益15億円を予想しています。配当は1株当たり25円(記念配当5円含む)を予定しています。
主な事業セグメント
フロイント産業株式会社の主な事業セグメントは、機械部門と化成品部門です。機械部門では粉粒体機械装置等を製造販売し、化成品部門では医薬品添加剤や食品品質保持剤等を製造販売しています。
当決算における事業や経営成績の主な変化
当連結会計年度の業績は、売上高が233億9,700万円(前年同期比2.2％増)となりました。一方、営業利益は12億100万円(同5.4％減)、経常利益は12億1,900万円(同5.1％減)、親会社株主に帰属する当期純利益は6億3,700万円（同16.7％減）と減益となりました。機械部門の売上高は3.7％増の167億5,500万円、化成品部門は1.5％減の66億4,100万円でした。
貸借対照表の変化
当連結会計年度末の資産合計は、前連結会計年度末に比べ7億6,900万円増加し、265億5,900万円となりました。主な要因は、仕掛品が9億9,900万円、原材料及び貯蔵品が7億4,700万円増加したことです。負債合計は3億5,600万円増加し、111億2,200万円となりました。主な要因は、契約負債が13億900万円増加したことです。純資産合計は4億1,300万円増加し、154億3,700万円となりました。
キャッシュフローの変化
営業活動によるキャッシュ・フローは17億5,000万円の増加(前年同期は23億6,800万円の増加)となりました。投資活動によるキャッシュ・フローは4億5,900万円の減少(前年同期は7億3,900万円の減少)となりました。財務活動によるキャッシュ・フローは8億5,500万円の減少(前年同期は8億7,400万円の減少)となりました。これらの結果、現金及び現金同等物の期末残高は前連結会計年度末に比べ4億1,500万円増加し、51億5,200万円となりました。
今年度、来年度の業績見通しの変化
次期の連結業績予想は、売上高245億円(前年同期比4.7％増)、営業利益15億円(同24.8％増)、経常利益15億円(同23.0％増)、親会社株主に帰属する当期純利益10億円(同56.8％増)を見込んでいます。海外子会社の業績の通期平均為替レートは、1米ドル＝145円、1ユーロ＝160円を想定しています。
株主還元
当連結会計年度の配当につきましては、1株当たり20円の普通配当に当社創立60周年記念配当5円を加えた25円の配当を予定しており、連結配当性向は66.3％となります。次期の配当につきましては、1株当たり25円の普通配当を予定しています。
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