日精エー・エス・ビー機械(株)の決算情報

日精エー・エス・ビー機械株式会社の主な事業セグメントは、ストレッチブロー成形機、金型、付属機器、部品その他の製造・販売です。地域別には米州、欧州、南・西アジア、東アジアの4つのセグメントで事業を展開しています。

当第1四半期の売上高は94.4億円(前年同期比117.4%)と過去最高を記録しました。営業利益は20.57億円(同126.1%)、経常利益は24.59億円(同203.3%)、親会社株主に帰属する四半期純利益は17.11億円(同195.4%)と大幅増益となりました。主力のストレッチブロー成形機の販売が好調で、売上高は45.7億円(同129.9%)と大きく伸長しました。地域別では東アジアが18.98億円(同213.2%)と大幅増収となりました。

当第1四半期末の総資産は755.55億円(前期末比27.93億円増)となりました。流動資産は569.52億円(同18.45億円増)、固定資産は186.02億円(同9.48億円増)となりました。負債は210.93億円(同11.81億円増)、純資産は544.61億円(同16.12億円増)となりました。自己資本比率は72.0%(前期末72.6%)とほぼ横ばいを維持しています。

キャッシュ・フロー計算書の記載はありませんが、現金及び預金は283.82億円(前期末比5,700万円減)とほぼ横ばいとなっています。一方で、受取手形及び売掛金が75.6億円(同4.88億円増)、棚卸資産が196.49億円(同14.71億円増)と増加しており、事業拡大に伴う運転資金の増加が見られます。

2025年9月期の通期連結業績予想は、売上高410億円(前期比11.5%増)、営業利益90億円(同13.8%増)、経常利益91億円(同13.6%増)、親会社株主に帰属する当期純利益63.5億円(同9.9%増)を見込んでいます。第1四半期の実績は順調に推移しており、通期予想に変更はありません。

2025年9月期の1株当たり配当金は、前期の150円から10円増配の160円を予定しています。配当性向は37.8%となる見込みです。