2025年２月期 決算短信の要約
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株式会社瑞光の2025年2月期決算は、売上高199.5億円（前期比8.2％減）、営業損失3.07億円と厳しい結果となりました。日本・中国市場の需要減少が影響しましたが、受注高は217.67億円（前期比8.6％増）と回復の兆しが見られます。次期はコスト競争力向上による収益性改善に注力し、増収増益を目指します。
主な事業セグメント
株式会社瑞光は、生理用ナプキン製造機械、小児用紙おむつ製造機械、大人用紙おむつ製造機械などの衛生用品製造機械を主力製品とする一般産業用機械・装置製造業を営んでいます。
当決算における事業や経営成績の主な変化
当連結会計年度の売上高は199.5億円（前期比8.2％減）となりました。日本・中国での需要減少や受注済み案件の進捗遅れが影響しました。利益面では、原価率の上昇により営業損失3.07億円、経常損失1.49億円、親会社株主に帰属する当期純損失7.88億円と赤字に転落しました。一方、受注高は217.67億円（前期比8.6％増）、受注残高は147.72億円（同14.0％増）と増加しています。
貸借対照表の変化
総資産は前期比6.3％増の523.84億円となりました。主な増加要因は仕掛品13.72億円増、契約資産8.46億円増、現金及び預金8.42億円増です。負債は前期比24.8％増の181.16億円となり、主に契約負債18.46億円増、支払手形及び買掛金12.16億円増によるものです。純資産は前期比1.4％減の342.68億円となりました。
キャッシュフローの変化
営業活動によるキャッシュ・フローは10.91億円の獲得（前期は3.22億円の支出）となりました。主な要因は契約負債の増加14.24億円、減価償却費8.42億円です。投資活動によるキャッシュ・フローは11.36億円の獲得（前期比1.9％増）、財務活動によるキャッシュ・フローは7.72億円の支出（前期比27.1％減）となりました。
今年度、来年度の業績見通しの変化
2026年2月期の業績予想は、売上高220億円（前期比10.3％増）、営業利益10億円（前期は損失3.07億円）、経常利益10.5億円（前期は損失1.49億円）、親会社株主に帰属する当期純利益8.2億円（前期は損失7.88億円）を見込んでいます。衛生用品製造機械の大幅な売上増加は見込んでおらず、コスト競争力向上による収益性改善に注力する方針です。
株主還元
2025年2月期の年間配当金は1株当たり10円00銭（中間配当5円00銭、期末配当5円00銭）を予定しています。2026年2月期の年間配当金は1株当たり16円00銭（中間配当8円00銭、期末配当8円00銭）を予定しています。第4次中期経営計画期間（2025年度～2027年度）では、3ヶ年累計で総額20億円以上の配当実施を目標としています。
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