2025年12月期 第１四半期決算短信の要約
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株式会社ACSLの2025年12月期第1四半期は、売上高が前年同期比142.4％増の7億円と大幅に伸長し、損失幅も縮小しました。用途特化型機体販売が5.17億円と急増し、業績回復を牽引しています。自己資本比率も8.9％に改善し、財務基盤の強化が進んでいます。通期予想の売上高51.1億円に対して、第1四半期で13.7％を達成しており、今後の成長が期待されます。
主な事業セグメント
株式会社ACSLは、産業用ドローンの開発・製造・販売を行う企業です。独自の制御技術を活かし、小型空撮機や物流用ドローンなど、用途特化型の機体を提供しています。国内外の官公庁や企業向けに、ドローンの社会実装を推進しています。
当決算における事業や経営成績の主な変化
当第1四半期の売上高は7億円（前年同期比142.4％増）と大幅に増加しました。営業損失は2.39億円（前年同期は5.94億円の損失）と改善しました。親会社株主に帰属する四半期純損失は1,600万円（前年同期は6.56億円の損失）まで縮小しています。用途特化型機体販売が5.17億円（前年同期比773.1％増）と急増し、全体の業績を牽引しました。
貸借対照表の変化
総資産は54.21億円（前期末比18.8％増）となりました。主な増加要因は、現金及び預金が7.81億円増加したことです。負債は48.18億円（同10.3％増）となり、転換社債型新株予約権付社債が10.83億円増加しました。純資産は6.02億円（同209.4％増）となり、自己資本比率は8.9％（前期末2.0％）に改善しました。
キャッシュフローの変化
キャッシュ・フロー計算書は作成されていませんが、現金及び預金が7.81億円増加しています。短期借入金が2.7億円減少し、転換社債型新株予約権付社債が10.83億円増加しており、資金調達の構造に変化が見られます。
今年度、来年度の業績見通しの変化
2025年12月期の通期業績予想は、売上高51.1億円（前期比273.8％増）、営業損失13.9億円、経常利益1.8億円、親会社株主に帰属する当期純利益3,000万円を見込んでいます。第1四半期の実績を踏まえても、この予想に変更はありません。
株主還元
配当に関する具体的な記載はありませんが、2025年12月期の配当予想は0円となっています。
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