2025年３月期 第３四半期決算短信の要約
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木村工機株式会社の当第３四半期累計期間は、堅調な国内設備投資需要を背景に売上高113.98億円（前年同期比5.4％増）、営業利益24.72億円（同12.9％増）と増収増益となりました。通期業績予想も上方修正され、期末配当も120円への増配が予定されています。
主な事業セグメント
木村工機株式会社は、空調システム機器の開発・製造・販売を主な事業としています。産業分野では工場向け空調機、保健分野では公共施設や病院向けの空調システムを提供しています。
当決算における事業や経営成績の主な変化
当第３四半期累計期間の経営成績は、売上高113.98億円（前年同期比5.4％増）、営業利益24.72億円（同12.9％増）、経常利益24.57億円（同12.0％増）、四半期純利益16.33億円（同5.6％増）となりました。堅調な国内設備投資需要を取り込み、産業分野では食品・機械・電子部品等の工場案件、保健分野では公共施設や病院の案件が伸長しました。利益面では全ての項目で前年同期比増加となりました。
貸借対照表の変化
資産合計は219.92億円（前期末比9.1％増）となり、主に建設仮勘定の増加8.65億円、売上債権の増加8.08億円によるものです。負債合計は110.94億円（同5.6％増）で、主に借入金の増加9.34億円によります。純資産合計は108.98億円（同12.9％増）となり、四半期純利益の計上による増加16.33億円が主な要因です。
キャッシュフローの変化
キャッシュ・フロー計算書は作成されていませんが、現金及び預金は19.78億円（前期末比15.3％増）となっています。設備投資については、試験研究棟の建設や八尾製作所の再開発工事、高井田工場の太陽光発電設備設置工事などが進行中です。
今年度、来年度の業績見通しの変化
2025年3月期の通期業績予想は、売上高155億円（前期比11.9％増）、営業利益33.05億円（同23.3％増）、経常利益32.85億円（同22.5％増）、当期純利益22.3億円（同8.0％増）と上方修正されました。堅調な需要を背景に、売上・利益ともに増加が見込まれています。
株主還元
2025年3月期の期末配当予想は1株当たり120円に修正されました。これは前期の90円から30円の増配となります。
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