2025年７月期 第２四半期決算短信の要約
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株式会社エコムの2025年7月期中間決算は、カーボンニュートラルに向けた省エネ設備需要を背景に、売上高12億円（前年同期比39.4％増）、営業利益1.69億円（同112.4％増）と大幅な増収増益となりました。産業システム事業、保守サービス事業ともに好調で、自己資本比率も83.1％に上昇し、財務基盤が強化されています。
主な事業セグメント
株式会社エコムの主な事業セグメントは、産業システム事業と保守サービス事業です。産業システム事業では加熱設備の販売、保守サービス事業では定期メンテナンスや部品販売、省エネ対応の改造工事などを行っています。
当決算における事業や経営成績の主な変化
当中間会計期間の経営成績は、売上高12億円（前年同期比39.4％増）、営業利益1.69億円（同112.4％増）、経常利益1.71億円（同112.5％増）、中間純利益1.19億円（同118.1％増）と大幅な増収増益となりました。産業システム事業では自動車産業や半導体製造関連の加熱設備販売が好調で、保守サービス事業では省エネ対応の改造工事など大型案件が増加しました。
貸借対照表の変化
資産合計は37.76億円（前期末比6.5％減）となりました。主な変動として、現金及び預金が4億円増加した一方、受取手形及び売掛金が5.5億円減少しました。負債合計は6.4億円（同34.2％減）となり、長期借入金が1.49億円減少しました。純資産は31.36億円（同2.2％増）となり、自己資本比率は83.1％（前期末75.9％）に上昇しました。
キャッシュフローの変化
営業活動によるキャッシュ・フローは6.47億円の獲得となりました。主な要因は、税引前中間純利益1.71億円、売上債権の減少5.5億円です。投資活動によるキャッシュ・フローは300万円の支出、財務活動によるキャッシュ・フローは2.43億円の支出となりました。この結果、現金及び現金同等物は前期末より4億円増加し、18.46億円となりました。
今年度、来年度の業績見通しの変化
2025年7月期の通期業績予想は、売上高26.5億円（前期比7.4％増）、営業利益3.25億円（同4.3％増）、経常利益3.31億円（同9.0％増）、当期純利益2.32億円（同9.9％増）を見込んでいます。前回公表からの変更はありません。
株主還元
配当については、2025年7月期の期末配当予想を1株当たり30円としています。前期の期末配当実績は28円でした。
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