2025年９月期第１四半期決算短信の要約
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株式会社インソースの2025年9月期第1四半期は、社会人教育市場の拡大を背景に、売上高35.1億円(前年同期比22.3％増)、営業利益14.59億円(同37.5％増)と大幅な増収増益を達成しました。各事業セグメントが好調に推移し、特にITサービス事業の成長が顕著です。通期予想も順調な進捗を見せており、持続的な成長が期待されます。
主な事業セグメント
株式会社インソースは、講師派遣型研修事業、公開講座事業、ITサービス事業、その他事業を主な事業セグメントとしています。社会人教育市場において、企業の人材育成や生産性向上のニーズに応える各種研修やeラーニング、人事サポートシステムなどを提供しています。
当決算における事業や経営成績の主な変化
2025年9月期第1四半期の連結業績は、売上高35.1億円(前年同期比22.3％増)、営業利益14.59億円(同37.5％増)、経常利益14.61億円(同37.6％増)、親会社株主に帰属する四半期純利益9.33億円(同28.5％増)となりました。講師派遣型研修事業や公開講座事業の実施回数増加、ITサービス事業の「Leaf」有料利用組織数の拡大などが増収増益に寄与しています。販管費率は35.9％(前年同期比4.6pt減少)となり、収益性が向上しました。
貸借対照表の変化
総資産は前期末比10.7％減の117.74億円となりました。主な要因は現金及び預金の14.31億円減少です。負債は前期末比20.3％減の25.84億円となり、未払法人税等が4.79億円減少しました。純資産は前期末比7.5％減の91.89億円となり、利益剰余金が7.44億円減少しました。自己資本比率は78.0％と前期末比2.6ポイント上昇し、財務の安定性が向上しています。
キャッシュフローの変化
キャッシュ・フロー計算書は作成されていませんが、現金及び預金が前期末比14.31億円減少しています。これは主に配当金の支払いや法人税等の納付によるものと推測されます。一方で、営業活動による収入は堅調に推移していると考えられます。設備投資などの投資活動や財務活動による大きな変動は見られません。
今年度、来年度の業績見通しの変化
2025年9月期の通期連結業績予想は、売上高145億円(前期比16.2％増)、営業利益55.2億円(同11.8％増)、経常利益55.2億円(同11.7％増)、親会社株主に帰属する当期純利益37.5億円(同11.7％増)を見込んでいます。第1四半期の実績は順調に推移しており、通期予想に変更はありません。社会人教育市場の拡大を背景に、各事業セグメントでの成長が期待されています。
株主還元
2025年9月期の1株当たり配当金は、前期の20円から3.5円増配の23.5円を予定しています。配当性向は52.6％となる見込みです。株主還元に積極的な姿勢が示されており、業績の拡大に伴って増配が計画されています。
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