(株)土木管理総合試験所の決算情報

土木管理総合試験所は、試験総合サービス事業、工事総合サービス事業、ソフトウェア開発販売事業を主な事業セグメントとしています。試験総合サービス事業では土質・地質調査試験、非破壊調査試験、環境調査試験を行っています。

当第1四半期連結累計期間の業績は、売上高18.1億円（前期比2.8％減）、営業利益1.71億円（前期比5.5％増）、経常利益1.72億円（前期比5.9％増）、親会社株主に帰属する四半期純利益1.06億円（前期比10.7％増）となりました。減収増益となりましたが、利益率の改善に取り組んでおり、AI・自動化の推進、外注費削減、効率的な作業体制などの成果が表れ始めています。

総資産は69.9億円（前期末比0.5％減）となりました。流動資産は38.81億円（同3.6％減）で、主に現金及び預金5,900万円減、受取手形・売掛金及び契約資産1.04億円減によるものです。固定資産は31.08億円（同3.6％増）で、主に土地1.29億円増によるものです。負債は20.91億円（同3.0％減）、純資産は48.98億円（同0.5％増）となりました。

キャッシュフローの詳細な記載はありませんが、貸借対照表の変動から、営業活動によるキャッシュフローはプラス、投資活動によるキャッシュフローはマイナス、財務活動によるキャッシュフローはプラスであったと推測されます。現金及び預金は5,900万円減少しています。

令和7年12月期の連結業績予想は、売上高78.4億円（前期比6.7％増）、営業利益6.84億円（同17.9％増）、経常利益6.94億円（同14.3％増）、親会社株主に帰属する当期純利益4.26億円（同17.5％増）を見込んでいます。第2四半期累計期間の予想も増収増益を見込んでおり、前回公表からの変更はありません。

配当金については、令和7年12月期の年間配当予想は1株当たり12円（第2四半期末6円、期末6円）となっています。前期（令和6年12月期）の年間配当実績も1株当たり12円でした。