2025年3月期 第3四半期決算短信の要約
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西部電機株式会社の2025年3月期第3四半期決算は、売上高228億8,300万円（前年同期比0.4％減）、営業利益17億2,900万円（同14.4％減）と減収減益となりました。原材料費高騰や人件費増加が影響しましたが、受注高は266億8,400万円（同11.2％増）と増加しており、今後の業績回復が期待されます。
主な事業セグメント
西部電機株式会社の主な事業セグメントは、搬送機械事業、産業機械事業、精密機械事業の3つです。搬送機械事業では物流関連機器、産業機械事業ではゲート設備、精密機械事業では半導体関連機器などを手がけています。
当決算における事業や経営成績の主な変化
当第3四半期連結累計期間の業績は、売上高が228億8,300万円（前年同期比0.4％減）、営業利益が17億2,900万円（同14.4％減）、経常利益が18億900万円（同13.7％減）、親会社株主に帰属する四半期純利益が12億2,300万円（同12.6％減）となりました。原材料費高騰の影響や人件費増加により減益となりましたが、受注高は266億8,400万円（同11.2％増）と増加しています。
貸借対照表の変化
資産合計は前連結会計年度末より40億9,500万円減少し460億3,200万円となりました。主な要因は、現金及び預金が34億1,000万円、投資有価証券が11億5,300万円減少したことです。負債合計は34億3,600万円減少し161億4,200万円、純資産合計は6億5,800万円減少し298億8,900万円となりました。自己資本比率は64.9％と4.0ポイント上昇しています。
キャッシュフローの変化
キャッシュ・フロー計算書は作成されていませんが、現金及び預金が34億1,000万円減少しています。設備投資などにより有形固定資産が11億3,700万円増加しており、これらが主な要因と考えられます。減価償却費は7億1,900万円（前年同期7億2,600万円）となっています。
今年度、来年度の業績見通しの変化
2025年3月期の通期連結業績予想は、売上高332億5,000万円（前期比4.1％増）、営業利益29億5,000万円（同6.0％増）、経常利益30億7,000万円（同6.7％増）、親会社株主に帰属する当期純利益20億8,000万円（同5.2％増）を見込んでいます。前回発表からの修正はありません。
株主還元
2025年3月期の年間配当金は、前期比44円増配の1株当たり84円（中間配当42円、期末配当42円）を予定しています。これは前回予想から変更ありません。
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