2025年２月期 決算短信の要約
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株式会社エスクロー・エージェント・ジャパンは、金融・不動産・建築・士業向けソリューション事業を展開し、当期は全セグメントで増収を達成。売上高47.41億円(前期比14.6％増)、営業利益4.82億円(同5.8％増)と堅調な業績を記録しました。次期も増収を見込み、デジタル化推進や相続サービス拡大に注力する方針です。
主な事業セグメント
株式会社エスクロー・エージェント・ジャパンは、金融ソリューション、不動産ソリューション、建築ソリューション、士業ソリューション事業を展開しています。主に金融機関や不動産事業者、建築事業者、士業向けに、不動産取引に関する各種サービスを提供しています。
当決算における事業や経営成績の主な変化
当連結会計年度の売上高は47.41億円(前年同期比14.6％増)、営業利益は4.82億円(同5.8％増)、経常利益は4.86億円(同6.5％増)、親会社株主に帰属する当期純利益は3.49億円(同16.4％増)となりました。金融ソリューション事業が好調に推移し、不動産ソリューション事業の「H'OURS」利用件数も増加しました。建築ソリューション事業と士業ソリューション事業も堅調な成長を示しています。
貸借対照表の変化
総資産は47.61億円(前期末比7.0％増)、純資産は35.56億円(同2.6％増)となりました。主な増加要因は、現金及び預金の1.84億円増加と無形固定資産の1.28億円増加です。自己資本比率は74.7％(前期末77.9％)と若干低下しましたが、依然として高い水準を維持しています。
キャッシュフローの変化
営業活動によるキャッシュ・フローは6.9億円の収入(前期比38.2％増)となり、主に税金等調整前当期純利益4.86億円によるものです。投資活動によるキャッシュ・フローは3.07億円の支出(同142.3％増)で、主に無形固定資産の取得による支出2.84億円によるものです。財務活動によるキャッシュ・フローは2.98億円の支出(同62.9％増)で、主に配当金の支払額2.61億円によるものです。
今年度、来年度の業績見通しの変化
2026年2月期の連結業績予想は、売上高54.35億円(前期比14.6％増)、営業利益4.77億円(同1.0％減)、経常利益4.84億円(同0.6％減)、親会社株主に帰属する当期純利益3.55億円(同1.7％増)を見込んでいます。ネット系金融機関を中心とした既存サービスの拡充による新規顧客獲得や、相続・終活サービスの事業拡大に注力する方針です。
株主還元
当期の配当は1株当たり6円00銭、次期も同額の6円00銭を予定しています。継続的な安定配当を基本方針としつつ、成長投資と株主還元のバランスを考慮しています。
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