(株)シグマクシス・ホールディングスの決算情報

株式会社シグマクシス・ホールディングスの主な事業セグメントは、コンサルティング事業と投資事業です。コンサルティング事業では、デジタル・トランスフォーメーション、サービス・トランスフォーメーション、マネジメント・トランスフォーメーションを掲げ、企業の課題解決と新価値創造を支援しています。

当連結会計年度の売上高は262.93億円（前年比17.3%増）、営業利益は56.38億円（同33.2%増）、経常利益は58.76億円（同35.5%増）、親会社株主に帰属する当期純利益は43.94億円（同36.0%増）となりました。コンサルティング事業が好調で、売上高262.09億円（同18.0%増）、セグメント利益77.28億円（同26.5%増）と大幅に成長しました。一方、投資事業は売上高2.63億円（同23.7%減）、セグメント損失3.74億円と苦戦しました。

総資産は197.4億円（前期末比7.9%増）、純資産は142.72億円（同8.2%増）となりました。自己資本比率は72.3%と高水準を維持しています。現金及び預金は69.45億円（同3.1%減）とやや減少しましたが、投資有価証券が30.24億円（同65.2%増）と大幅に増加しました。

営業活動によるキャッシュ・フローは53.9億円の収入（前期比72.8%増）と大幅に改善しました。投資活動によるキャッシュ・フローは15.42億円の支出（同48.9%増）となり、主に投資有価証券の取得によるものです。財務活動によるキャッシュ・フローは40.73億円の支出（同102.0%増）となり、自己株式の取得が主な要因です。

2026年3月期の連結業績予想は、売上高300億円（前期比14.1%増）、営業利益69.5億円（同23.3%増）、経常利益70.6億円（同20.1%増）、親会社株主に帰属する当期純利益49億円（同11.5%増）を見込んでいます。2022年に公表した中長期目標である2026年3月期の経常利益70億円の達成が見込まれています。

当期の年間配当金は1株当たり21円（株式分割後）となりました。次期の配当予想は1株当たり26円で、配当性向は44.4%を予定しています。