2025年9月期第1四半期決算短信の要約
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株式会社アビストの2025年9月期第1四半期は、売上高26億200万円(前年同期比4.8%増)と増収となりましたが、大幅な賃上げによる人件費増加の影響で、営業利益3億900万円(同3.3%減)、経常利益3億1,000万円(同3.1%減)、四半期純利益1億7,300万円(同14.8%減)と減益となりました。通期予想は売上高増加を見込むものの、利益面では減益を予想しています。
主な事業セグメント
株式会社アビストの主な事業セグメントは、設計開発アウトソーシング事業、美容・健康商品製造販売事業、不動産賃貸事業です。設計開発アウトソーシング事業が主力で、自動車業界向けの設計開発サービスを提供しています。
当決算における事業や経営成績の主な変化
2025年9月期第1四半期の業績は、売上高が26億200万円(前年同期比4.8%増)となりました。一方、営業利益は3億900万円(同3.3%減)、経常利益は3億1,000万円(同3.1%減)、四半期純利益は1億7,300万円(同14.8%減)と減益となりました。主力の設計開発アウトソーシング事業では、稼働要員の増加や単価改善により売上高は増加しましたが、大幅な賃上げに伴う人件費増加により利益は減少しています。
貸借対照表の変化
総資産は90億7,900万円(前期末比3億0円減)となりました。主な要因は配当金支払いによる現金及び預金の減少です。負債は23億6,400万円(同1億5,600万円減)で、主に賞与引当金の減少によるものです。純資産は67億1,400万円(同1億4,400万円減)となり、自己資本比率は74.0%(前期末73.1%)に上昇しました。
キャッシュフローの変化
キャッシュ・フロー計算書は作成されていませんが、現金及び預金は41億9,700万円(前期末比2億9,100万円減)となっています。主な減少要因は配当金の支払いによるものと考えられます。営業活動によるキャッシュ・フローは、四半期純利益1億7,300万円の計上などにより、プラスになったと推測されます。
今年度、来年度の業績見通しの変化
2025年9月期の通期業績予想は、売上高107億円(前期比7.0%増)、営業利益8億円(同11.5%減)、経常利益8億円(同11.7%減)、当期純利益4億4,000万円(同28.0%減)を見込んでいます。売上高は増加を予想していますが、利益面では減益を見込んでおり、前回発表からの修正はありません。
株主還元
2025年9月期の配当予想は、期末配当102円(前期と同額)を予定しています。中間配当の実施予定はありません。配当予想に変更はなく、年間配当金は前期と同額の102円を維持する方針です。
注意事項
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