2025年3月期第3四半期決算短信の要約
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アーキテクツ・スタジオ・ジャパン株式会社の第3四半期決算は、売上高が前年同期比63.1%増の6.81億円と大幅に伸長しました。しかし、収益性の低下や特別損失の計上により1.05億円の純損失となり、債務超過に陥りました。事業多角化や経費削減に取り組んでいますが、財務体質の改善が急務となっています。
主な事業セグメント
アーキテクツ・スタジオ・ジャパン株式会社の主な事業セグメントは、「住まい関連事業」、「暮らし関連事業」、「投資関連事業」の3つです。住まい関連事業は建築設計や工事請負、暮らし関連事業は家具等の販売、投資関連事業はごみ処理施設事業などを展開しています。
当決算における事業や経営成績の主な変化
当第3四半期連結累計期間の売上高は6.81億円（前年同期比63.1％増）となりました。これは主に建設費高騰に伴う単価増加、暮らし関連事業の開始、投資関連事業の環境関連売上高計上によるものです。一方で、営業損失5,579.5万円、経常損失5,821.5万円、親会社株主に帰属する四半期純損失1.05億円を計上しました。収益率の低下や人件費増加が影響しています。
貸借対照表の変化
総資産は前連結会計年度末比32.9%増の7.23億円となりました。主な増加要因は投資不動産1.95億円の増加です。負債は前連結会計年度末比53.8%増の7.4億円となり、主に訴訟損失引当金6,277.9万円の計上や長期借入金1.21億円の増加によるものです。純資産は△1,639.5万円となり、債務超過の状態となりました。
キャッシュフローの変化
キャッシュ・フロー計算書は作成されていませんが、現金及び預金は前連結会計年度末から8,788.2万円減少し1.75億円となっています。営業活動や投資活動による支出が主な要因と推測されます。
今年度、来年度の業績見通しの変化
2025年3月期の連結業績予想は、売上高18.26億円（前期比119.1%増）、営業利益1.34億円（前期は5,000万円の損失）、経常利益1.3億円（前期は4,800万円の損失）、親会社株主に帰属する当期純利益1.01億円（前期は3,200万円の損失）を見込んでいます。前回公表からの修正はありません。
株主還元
配当については、2025年3月期の期末配当予想は1株当たり0円となっています。前期も無配でした。
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