2024年12月期第3四半期決算短信の要約
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アライドアーキテクツ株式会社の2024年12月期第3四半期決算は、売上高25.79億円（前年同期比16.3%減）、営業損失3.56億円と業績が悪化しました。国内事業の構造改革や海外事業の不振が影響し、通期業績予想も下方修正されています。一方で、クロスバウンド事業は49.4%増と好調を維持しており、事業構造の転換が進められています。
主な事業セグメント
アライドアーキテクツ株式会社は、マーケティングDX支援事業を主な事業とする単一セグメントです。国内事業、クロスバウンド事業、海外事業の3つの事業区分で展開しています。
当決算における事業や経営成績の主な変化
当第3四半期連結累計期間の売上高は25.79億円（前年同期比16.3%減）、営業損失3.56億円（前年同期は1.97億円の利益）、経常損失4.02億円（前年同期は3.5億円の利益）、親会社株主に帰属する四半期純損失4.71億円（前年同期は9,100万円の利益）となりました。国内事業の売上高は18.6億円（前年同期比10.6%減）、クロスバウンド事業は3.24億円（前年同期比49.4%増）、海外事業は3.94億円（前年同期比49.6%減）となっています。業績悪化の主な要因は、国内事業の組織改編や営業フローの見直しによる影響と、海外事業の不振です。
貸借対照表の変化
総資産は前期末比6,000万円増の41.7億円となりました。主な変動は、受取手形及び売掛金の4.07億円減少、現金及び預金の2.32億円増加、投資有価証券の1.43億円増加です。負債は3.49億円増加し13.63億円となり、主に長期借入金の2.95億円増加によるものです。純資産は2.89億円減少し28.07億円となりました。
キャッシュフローの変化
キャッシュ・フロー計算書は作成されていませんが、現金及び預金が2.32億円増加しています。営業活動によるキャッシュ・フローは、四半期純損失4.52億円を計上する一方で、売上債権の減少などにより改善したと推測されます。投資活動では投資有価証券の取得による支出があったと考えられます。財務活動では長期借入金が3.9億円増加しています。
今年度、来年度の業績見通しの変化
通期連結業績予想は、売上高34億円（前期比18.0%減）、営業損失4.3億円、経常損失4.7億円と下方修正されました。親会社株主に帰属する当期純利益は未定です。業績予想の下方修正は、国内事業の構造改革の遅れや海外事業の不振が主な要因と考えられます。
株主還元
2024年12月期の期末配当予想額は未定とされています。前期の年間配当金は0円でした。
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