令和７年11月期 第１四半期決算短信の要約
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株式会社アメイズの第1四半期は、売上高44億4,000万円（前年同期比2.9%増）と増収となりましたが、原材料価格高騰や各種費用増加により、営業利益6億2,600万円（同29.5%減）、経常利益5億4,800万円（同32.2%減）と大幅減益となりました。通期では増収減益を予想していますが、第1四半期の減益幅が大きく、今後の収益改善が課題となっています。
主な事業セグメント
株式会社アメイズは、主にホテル宿泊事業を展開しています。当事業年度末時点で、ホテル店舗87店舗（直営84店舗、FC3店舗）と館外飲食店舗4店舗を運営しています。ビジネスや工事関係の顧客を主要ターゲットとしています。
当決算における事業や経営成績の主な変化
当第1四半期累計期間の売上高は44億4,000万円（前年同期比2.9%増）と増収となりました。これは主に、ビジネスや工事関係の顧客の利用が堅調だったことと、ネット販売強化策により予約が伸長し宿泊利用が増加したためです。一方で、原材料価格の高騰や業務委託費、リネン費、光熱費等の増加により、営業利益は6億2,600万円（前年同期比29.5%減）、経常利益は5億4,800万円（同32.2%減）、四半期純利益は3億7,100万円（同32.9%減）と大幅な減益となりました。
貸借対照表の変化
資産合計は277億7,600万円（前期末比2.3%減）となり、主に現金及び預金の減少7億8,700万円によるものです。負債合計は130億2,800万円（同4.6%減）で、主に未払法人税等の減少3億1,500万円によります。純資産合計は147億4,700万円（同0.2%減）となり、主に利益剰余金の減少3,000万円によるものです。自己資本比率は53.1%と、前期末の52.0%から1.1ポイント上昇しました。
キャッシュフローの変化
当第1四半期累計期間のキャッシュ・フロー計算書は作成されていませんが、減価償却費は3億700万円（前年同期3億1,600万円）となっています。現金及び預金の残高は15億1,500万円と、前期末の23億200万円から7億8,700万円減少しており、キャッシュ・フローの状況は悪化していると推測されます。
今年度、来年度の業績見通しの変化
令和7年11月期の通期業績予想は、売上高200億円（前期比10.9%増）、営業利益37億円（同1.6%減）、経常利益33億円（同3.1%減）、当期純利益22億円（同1.6%減）を見込んでいます。第2四半期累計期間の予想は、売上高90億円（前年同期比2.7%増）、営業利益12億円（同34.6%減）、経常利益10億円（同39.9%減）、四半期純利益6億円（同45.3%減）となっています。現時点で業績予想の変更はありません。
株主還元
前期の年間配当金は1株当たり30円でした。当期の配当予想は1株当たり35円と、5円の増配が予定されています。
注意事項
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